この広告は、90日以上更新していないブログに表示しています。
Hagex-day.infoさんの、必殺 波状土下座攻撃というエントリが非常に興味深かったです。以下、一部引用。
店に入って飲みはじめてすぐ、彼の様子がいつもと違うことに気づいた。
私のことを「コイツ」「この野郎」「ブス」と言い、指さして友達とゲラゲラ笑い、けっしてこっちを見ない。
話の端々でかなり痛めに私の顔や頭を小突く。
私が痛そうな顔をすると、それが面白いのか友達と一緒に指をさして笑う。
呆然としていると、彼の友達も同じように自分の彼女を 聞えよがしに「デブ」「ブサイク」とこき下ろしたり、小突いたりしていました。
そうして男同士だけで顔を見合わせて笑ってる。
なんていうか
「彼女をどれだけないがしろにできるか」
を競い合ってるというか…うまく言えないけど
「彼女にこんなひどいことしちゃうけど、それでも好かれてる俺カッコイイ!
の発表会みたいな場でした。
他の彼女さんたちはやられてる間、目が死んでました。
その日は帰宅してから
「あれはなんだったの?なんであんなことしたり言ったりしたの?」
と彼氏にメール。
彼氏は「ごめんねごめんね」と平謝りで
「でもああしないと男同士で顔が立たないんだ。
ふだんの素顔の僕は×ちゃん(私のこと)の奴隷だから
それに免じて許してね!」
という返信が…
この後どうなったかは上記リンク先を読んでいただくとして、この「『俺は男だえらいんだ』大会」というネーミングには膝を打ちました。別に自分の彼女じゃなくても、とにかく女を貶めてゲラゲラ笑うことで面子やら男同士の連帯感やらを保とうとする人って、腐るほどいますもん。実生活でも、ネット上でもね。あれって要するにミソジニーを全面に押し出したホモソーシャルなわけだけど、「『俺は男だえらいんだ』大会」と呼んだ方がよりわかりやすくて通じやすい気がします。
もう限界かも、と思っていた頃、見知らぬアドからメールが来ました。
どうせまた彼友からだろうと数日開かずに放置していたのですが また同じアドから来たのでつい開けて見てしまいました。
相手は彼友の彼女さんでした。
例の飲み会にもいた人で、「いいかげん彼の『俺は男だえらいんだ』大会には嫌になりました。
他の彼女も別れたいって言ってるし、もう全員でまとめて引導渡してすっきりしませんか」
という内容でした。
ときっぱり言い切って背中を向けちゃっていい時期だと思うんだ、ああいうのには。およそ「えらいんだ」と威張る以外にはストーキングや波状土下座攻撃(くわしくは元エントリをごらんください)ぐらいしかできない人たちなんだろうし、そういう輩にたとえ一瞬たりともかかわるのは人生の無駄遣いだとあたしは思ってます。いやそれでも「私は頑張って彼氏/夫/etc.を再教育します!」というけなげな女性もいるんだろうし、その志は尊いと思うけど、あたしゃ降りるよ。犬猫のマーキング尿よりなお臭くてうざくて矯正不能っぽいんだもん、ああいう「えらいんだ大会」って(それとも、去勢すればおさまったりするのかしら?)。
「あんたらのキモいノリに付き合ってらんない」
*1:もちろん、ありがたいことに世の中にはいい男も優しい男も聡明な男もたくさんいて、こんなアホな「えらいんだ大会」に熱中するような人ばかりではないということは重々承知です。できるならそういう人の方だけを向いて楽しく生きていきたいと思ってます。
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。