正式名称は馬出浜松団地(まいだし-)で、福岡県福岡市東区馬出にある公営住宅の一種。
古くは金平団地という名であったこの市営住宅は、終戦直後という時期からしばらく市街や川沿いにバラックを建てて住んでいた朝鮮人の人々の厚生を企図し、この人々を収容するために建造された。*1
近くに高松団地という公営住宅があり、浜松と高松とで北系と南系に分かれている、という情報がある。
昭和の雰囲気を色濃く残す場所として一部の者達の間で人気のあるスポットであったが、2006年に取り壊され、隣接区画に建設された豪華な高層住宅に元の住民総出で移り住むこととなった。
*1:こうした目的の公営住宅は浜松団地や後述の高松団地に限らず、福岡県には数多く存在している。