(自分は、医療の法制などの専門家ではありません。) 早いもので、呆けているうちに、医師になり40年が過ぎた。 小さなことはさておき、大きなことで感じることは、日本の医療界は、経営余裕がなくなり、銭のことをいう人間が重宝され、医は仁術的な人たちは排除される傾向になった。(失敬ながら、いまや医は忍術。。。) 古き良き時代は去ったといってよい。 以前は、医師というものが主体であったのであるが、今は事務が大きな顔をしている。money-managementをおこなっているからである。 昨今、多くの病院が赤字経営となった。 公的病院にいたっては壊滅的といっていい。 病院というものは、私的病院であっても、…