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千利休 単行本 – 2004/12/1
清原 なつの(著)
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茶の湯とは何か、わび茶とは何か、
そして千利休とは
いったい何者だったのか？
子供から大人まで楽しめる
清原なつの版千利休伝。
哲学的なSF系ファンタジーを描く漫画家として、性別を問わず幅広い読者に親しまれている清原なつの。その清原なつのによる（わび茶）の完成者・千利休の伝記漫画です。財力も権力も手に入れながら、茶の湯の境地も開拓しつつ、しかし常に「いったい自分は何者なのか」を自問し激しく葛藤し続けた人間・千利休を、清原なつのならではのソフトでコミカルな筆致としみじみする思索的な深みをもって描いています。
著者自身による解説（歴史的なイベントや茶器・茶碗など）も充実しております。
そして千利休とは
いったい何者だったのか？
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著者自身による解説（歴史的なイベントや茶器・茶碗など）も充実しております。
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登録情報
- 出版社 : 本の雑誌社 (2004/12/1)
- 発売日 : 2004/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 373ページ
- ISBN-10 : 4860110390
- ISBN-13 : 978-4860110390
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 146,282位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 漫画・アニメ・BL（イラスト集・オフィシャルブック） - 814位
- 暮らし・健康・子育て (本) - 20,538位
- ノンフィクション (本) - 34,899位
- カスタマーレビュー:
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お客様のご意見
お客様はこの書籍について、とても読みやすく理解しやすいと評価しています。漫画なのでわかりやすいと感じており、茶道に関する多くの資料が掲載されており、茶道資料としても役立つと好評です。また、名物の説明も挿入されているため、利休入門に最適だと考えられています。一方で、解説文については意見が分かれています。マンガとマンガの間にある解説文が多く、スラスラと読めないという指摘もあります。
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8人のお客様が読みやすさに言及し、7人が肯定的、1人が否定的です
6人のお客様が情報量に言及し、6人が肯定的、0人が否定的です
『千利休』 清原なつのさんによる千利休の一生を描いた漫画です。茶道の勉強をするために参考文献として読みました。 利休の生きた戦国の時代背景を時系列に沿って要所要所学べたので、頭の中を整理するためにはかなり良かったと思います。...もっと読む
漫画ですが、かなり濃い情報がたくさんでてきます。利休のことを調べると、明確な情報が少ないだけに、脈略やストーリーで繋げて、暗記ではなく、自分なりの解釈もたのしめると思います。もっと読む
歴史認識（茶杓自身で削ったのか等）が多少違いますが肩を張らず気軽に読め、名物の説明挿入されていて利休入門には良いのでは。もっと読む
素晴らしい。茶道資料としても役立つ。人にも勧め、自分は、閲覧用と、貸し出し用と2冊を所持しています。もっと読む
3人のお客様が解説文に言及し、1人が肯定的、2人が否定的です
...レビュー評価が高かったので購入してみましたが、私はあまり好きになれませんでした。 絵自体は魅力があるのですが、なにせマンガとマンガの間にある解説文が多すぎます。解説文もよみにくい。マンガと解説を交互に読んでいかないと先にすすめないので、マンガの世界に入り込めません。...もっと読む
茶の湯の成り立ちや千利休が確立していった茶道について分かりやすく詳しく書かれていると思います。とても読みやすい本だと思います。それと優雅な茶道が戦国時代の血なまぐさい政治のかけひきや外交にも使われていたとは意外な感じがしました。...もっと読む
...ざっくりわかりました。 茶を学んでいるので参考になりました。 漫画にしては、文字が多くスラスラと読めはしない。3巻ぐらい長編にした方がもしかしたらわかりやすいのかも。...もっと読む
上位レビュー、対象国： 日本
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- 2014年11月15日に日本でレビュー済みフォーマット: 単行本Amazonで購入歴史認識（茶杓自身で削ったのか等）が多少違いますが肩を張らず気軽に読め、名物の説明挿入されていて利休入門には良いのでは。
- 2025年3月1日に日本でレビュー済みフォーマット: 単行本Amazonで購入千利休の生涯に関心があり購入。
ざっくりわかりました。
茶を学んでいるので参考になりました。
漫画にしては、文字が多くスラスラと読めはしない。3巻ぐらい長編にした方がもしかしたらわかりやすいのかも。
宗がつく人が多いし、足利の時代、戦国時代から織田、秀吉と時代も動乱の時で仕える政治家が沢山でてきて、歴史を学んでずいぶん経つので、歴史的背景も描かないといけないし。
茶道具や季節の点前色々まとめるの大変そうです。
作者の方も茶道に造詣があり
さっくり千利休を知るには良書と思いました⭐︎ - 2017年1月1日に日本でレビュー済みフォーマット: 単行本Amazonで購入清原なつのの、さっくりあっさりした絵柄が淡々と紡ぐ歴史絵巻。
真田丸の赤い色を抜き去ったような枯淡な風情が、実に宜しい。
枯れていく、侘び寂びの世界に移行・没入していくとはどういうことなのか、
孤立を深めるきっかけは、おのれの美学を貫くということは、
他者からの恨みや嫉みを買うことになるのはなぜなのか、
時代の流れ、歴史の狭間でかかわり合った多くの人々、
師、仲間、武将、弟子と織りなす出来事の一切が、
時間軸を伴い、皮肉と諦観を込めて淡々と描き出される。
それぞれの個性、生き様、執着、茶道具をモノとして、政治の道具として、
財産として、創作の世界の一環として描き、
茶道を一つの哲学として追及する、その静謐な美しさとともに、
生臭い人間関係が描かれる、その筆さばきは見事というしかない。
多少値の張る作品だと購入を躊躇していたが、自分自身へのクリスマスプレゼントとして
十分価値のある一冊だった。
お茶お花のお稽古から離れて30年足らず、遠ざかって随分経つというのに、
この年になって懐かしく思えるのだから不思議というか皮肉なものだ。
あの世界のことが少しでもわかってきたというのだろうか。
商売の才覚、芸術への執心、審美眼の自負、人間関係の変化、
地位と立場の変遷、時代の流れ、利休の求めた世界というものが。 - 2018年12月13日に日本でレビュー済みフォーマット: 単行本Amazonで購入漫画なので歴史の苦手な私でも簡単に理解できました。
- 2021年6月15日に日本でレビュー済みフォーマット: 単行本Amazonで購入素晴らしい。茶道資料としても役立つ。人にも勧め、自分は、閲覧用と、貸し出し用と2冊を所持しています。
- 2017年4月4日に日本でレビュー済みフォーマット: 単行本Amazonで購入『千利休』
清原なつのさんによる千利休の一生を描いた漫画です。
茶道の勉強をするために参考文献として読みました。
利休の生きた戦国の時代背景を時系列に沿って要所要所学べたので、頭の中を整理するためにはかなり良かったと思います。
漫画の割に文章が多いですが、入門書か何か（教科書）だと思って読めば苦になりません。
戦国時代は名将の起こした事件ごとに記憶していることが多く、それらの横の繋がり（または縦の繋がり）にまで理解を深めていなかったので、おさらいするには役立ちます。
それも世間を賑わせた事件が茶の湯にどのような影響をもたらしたのか（その逆も然り）。
言わば茶の湯視点で歴史のあれこれを考察する楽しさがあります。
常に道具なのか人の心なのか、茶の湯においてプライオリティの変動が行われてきました。
利休の美意識はどうだったのでしょう。
侘び寂びというものも、結局はカウンターカルチャーから発生したもので、マジョリティの中に突如起きたマイノリティ的発想。
つまりは絢爛豪華な茶の湯においての差し色が侘茶だったような気がします。
常に時代の読み合い、影響力の及ぼし合いが戦略として立てられていて。
それは政治までも巻き込んだ思想や哲学に発展してゆく。
千利休の感性、そしてその叡智に学び、また反省から得るものは多いように思います。
道具や各武将のエピソードもふんだんに描かれていて、かなり読み応え有りです。 - 2022年1月3日に日本でレビュー済みフォーマット: 単行本Amazonで購入漫画ですが、かなり濃い情報がたくさんでてきます。利休のことを調べると、明確な情報が少ないだけに、脈略やストーリーで繋げて、暗記ではなく、自分なりの解釈もたのしめると思います。
