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ハゴロモ 単行本 – 2003/1/20
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東京での八年続いた愛人生活が終わりを迎え、雪降るふるさとに帰ったほたる。そこで彼女を待ち受けていたのは、変わらない川の流れと懐かしくも愛しい人々の優しさだった。失ったもの、忘れていた大切なものを彼女はゆっくりととりもどしていく――。特別で平凡な「癒し」を描いた静かな回復の物語。
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商品の説明
内容（「MARC」データベースより）
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2003/1/20)
- 発売日 : 2003/1/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 171ページ
- ISBN-10 : 4103834048
- ISBN-13 : 978-4103834045
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 759,171位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 日本文学 - 1,938位
- カスタマーレビュー:
著者について
1964年、東京生まれ。
詩人・思想家の吉本隆明の次女。日本大学芸術学部文藝学科卒業。
87年小説「キッチン」で第６回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞、同年『キッチン』『うたかた／サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、89年『TUGUMI』で第２回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞（安野光雅・選）を受賞。
著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで、93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞＜Under35＞、99年マスケラダルジェント賞の三賞を受賞している。他の著作に『アルゼンチンババア』『王国』シリーズ『デッドエンドの思い出』『イルカ』『ひとかげ』『まぼろしハワイ』『サウスポイント』『彼女について』『アナザー・ワールド 王国その4』など多数がある。
お客様のご意見
お客様はこの小説について、心が癒されるという印象を高く評価しています。心が温かく優しくなり、優しいフワフワしたものにくるまれて休ませてもらったような読後感を味わえると好評です。また、繊細で優しいお話で涙が止まりませんでした。また、弱っている人に読んでもらいたい作品だと言及されています。
お客様はこの書籍について、心が癒されるという表現を高く評価しています。心が温かく優しくなり、優しいフワフワしたものにくるまれて休ませてもらったような読後感を味わえると好評です。また、人の強さを気付かせる内容で、弱っている人に読んでもらいたいという声もあります。
"心が温かく、優しくなって、同時に元気を回復する力をくれるお話です。 不倫の話はあくまで背景で、暗い感じはなく、傷ついた主人公が故郷の自然と人の心のぬくもりに触れて、自分自身でぐんぐん再生していく様は、人の強さを気付かせてくれます。..."もっと読む
"心が癒されるというのは、こういうことをいうのかと とても不思議な気持ちになる作品です。 失恋、愛する人との死別、生きていくには 避けてとおれない大切な誰かとの別離。 私は、数年前、大好きだった彼に別れを告げられて..."もっと読む
"...弱っている人に是非読んでもらいたいです。優しくフワフワしたものにくるまれて、休ませてもらったような読後感を味わえますから…"もっと読む
"heart warming*..."もっと読む
お客様はこの小説の読みやすさを高く評価しています。楽しく読め、すごくすてきな小説だと感じており、何度でも読んでしまうほど楽しめると好評です。また、弱っている時に読んだ際にもほんわかとしたあったかくした気分になったという声もあります。
"90年代に楽しんだ「ばなな節」を懐かしみながら、最後まで楽しく読みました。ダメージからの再生という意味では「サンクチュアリ」を彷彿とさせますが、過剰さが抜けて淡々と描かれる物語に洗練を感じました。昔の作品も読み直したくなりました。"もっと読む
"...食いしん坊の感想で申し訳ないが私の中で1番心がほっこりする大好きなばななさんの作品。何度でも読んでしまう。"もっと読む
"たまたま弱っている時に読んで、ほんとにほんわかとあったかくしてもらった。"もっと読む
"すごくすてきな小説でした..."もっと読む
お客様はこの作品について、繊細で優しいお話だと評価しています。心が癒され、とても不思議な気持ちになる作品だと感じています。また、元気を回復する力をくれると好評です。
"長年続いた不倫の恋に破れた主人公が、故郷に帰って少しずつ癒やされていくお話です。 ばななワールド全開の、繊細で優しいお話で涙が止まりませんでした。 『どんなことがあっても、人は癒やされる』と思わせてくれる、優しいやさしい物語です。..."もっと読む
"心が癒されるというのは、こういうことをいうのかととても不思議な気持ちになる作品です。 失恋、愛する人との死別、生きていくには 避けてとおれない大切な誰かとの別離。 私は、数年前、大好きだった彼に別れを告げられて..."もっと読む
"心が温かく、優しくなって、同時に元気を回復する力をくれるお話です。 不倫の話はあくまで背景で、暗い感じはなく、傷ついた主人公が故郷の自然と人の心のぬくもりに触れて、自分自身でぐんぐん再生していく様は、人の強さを気付かせてくれます。..."もっと読む
上位レビュー、対象国： 日本
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- 2021年9月26日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入弱っているこころがいやされる作品だと思いました。少し前に進めそうです。
- 2010年8月14日に日本でレビュー済みフォーマット: 文庫Amazonで購入長年続いた不倫の恋に破れた主人公が、故郷に帰って少しずつ癒やされていくお話です。
ばななワールド全開の、繊細で優しいお話で涙が止まりませんでした。
『どんなことがあっても、人は癒やされる』と思わせてくれる、優しいやさしい物語です。
弱っている人に是非読んでもらいたいです。
優しくフワフワしたものにくるまれて、休ませてもらったような読後感を味わえますから… - 2018年8月15日に日本でレビュー済みフォーマット: 文庫Amazonで購入アンディレイキの天使の絵が衝動的に欲しくなって、京王線に乗って画廊まで買いに行く時に電車の中でずっと読んでいた思い出の作品。そんなに大事なシーンではないのかもしれないけどヒロインがインスタントラーメンを作ってもらって食べるシーンが実にリアルで、それでいてたまらなく美味しそうで、この作品を読むとインスタントラーメン作って食べたくなります。食いしん坊の感想で申し訳ないが私の中で1番心がほっこりする大好きなばななさんの作品。何度でも読んでしまう。
- 2006年8月29日に日本でレビュー済みフォーマット: 文庫Amazonで購入こころがほっこり温かくなる･･･そんな物語です。
8年間も続いた恋を失ってしまい、心がひどく傷ついている
主人公ほたる。
川が常に住人の側にある故郷でスローライフを送り、
色んなひとたちと触れ合って少しずつ彼女は元気を
取り戻していきます。
序盤は、恋を失ったこころの痛みや辛さ、空虚な感じが
こちらにもひしひしと伝わってきて切なくなるけれど、
不思議な魅力をもった変わったひとたちと関わり、
良い関係を築き癒されていく彼女にこちらの心まで
癒されたような･･･そんな感じに変化していきます。
彼女が故郷で出逢うデジャヴを感じる男性、
彼がとても良い味を出していて素敵。
傷ついているひとが読んだなら、人生ってそんなに
悪いものじゃないかも･･･と思えるんじゃないかな。
そっとこころに寄り添ってくれるような作品です。 - 2019年5月13日に日本でレビュー済みフォーマット: 文庫主人公は１８歳から８年間も妻子ある人と不倫を続けた挙句の失恋、という設定はなんだかなあと思いましたし、どこか薄べったい話ではありました。
けれど、どうしようもなく傷ついた人間が、どうやって立ち直っていくがというテーマは良かった。
つらい時に読み直すと、意外に心にしみそうな作品です。 - 2017年1月5日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入登山にネパールに来たのに高山病にやられ
Katmanduへ強制送還だったときに読みました。
自分の死にさらされた気がしてないのに狐に化かされた感じ。
やりきれない雰囲気でたまたまKindleで買って読んだ小説でした。
また、ゆっくり前に進みます。 - 2017年3月17日に日本でレビュー済みフォーマット: 単行本Amazonで購入吉本ばななさんの本、４冊目です。読み始めたら、途中で止めることができなくなり、徹夜してしまった。
ぬるま湯につかったような、愛される日々。それが突然の別れ。８年間の彼との思い出のつまった部屋に、もう彼がくることはない。ほたるは傷ついた心を癒すため、大きな川の流れるふるさとに戻ってくる。 そんなほたるを、おばあさんと、姉妹のような存在だった、るみちゃんの優しさに包まれ癒される。
その後、大嵩みつると出会い、彼の存在が、ほたるの中で次第に大きくなってゆく。
この小説は、自分の人生における、大切な時間を、どうゆうふうに生きるか問うてるのかもしれない。 - 2016年7月2日に日本でレビュー済みフォーマット: Kindle版 (電子書籍)Amazonで購入たまたま弱っている時に読んで、ほんとにほんわかとあったかくしてもらった。
