© 1995Jamie Zawinski<jwz@jwz.org>
bug man dream.
昆虫王国に対するぼくの愛情が、このちょっとした魅力的な幻視からものぞいているではないの:
バスを待っているうちに、大柄なヒゲ男と話をするようになった。黒い服を着ている。かれは上着を開いて、全身がとっても大きなピアス(というより穴、だな――直径 2-3 センチ)だらけなのを見せてくれて、その穴のそれぞれに生きた巨大で透明なゴキブリが詰まっている。そのゴキブリの内蔵がうごめいているのが見える。そしてそれぞれのゴキブリにも何百という穴が開いていて、そしてその穴にはそれに対応して小さなゴキブリが詰まっている。このガチャガチャした再帰的な仕組みは、男が動くとプラスチックの鎖みたいにじゃらじゃら言う。
こいつの後で目を覚ましたときには全身がゾワワッとした。
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