
お祭りで売ってる焼きそばってスゲ―不味いと分かっているのに食べたくなるのは何故なんだろう?
そして『やっぱり不味いや!』と、それでも笑いながら口に詰め込めるのは何故なんだろう?
《祭り》の成せる技か?
ならばススメ商会も界隈の親分さんにショバ代払って隅っこでいいから商売なんか始めても…
ん?



アイムソ―リ―
ヒゲソ―リ―
と、Qooちゃんに嫌われたのも全く気にせずハッピ着た地元の女子中学生に囲まれて、オヤジでもないのにウハウハなハーヤ
しゃ…しゃ…写真撮らせてくだしゃい!と言えなかった内気なアタシ
だって だって
ガバッと股を広げた無邪気なウンコ座りなんて記録として残せる訳ないぢゃないか!?
だけど、お嬢さん達
ハーヤとQooちゃんを可愛いと言ってくれてありがとう
ええ
見た通り可愛いんです
会場を離れ、内々が集う酒盛りの場へ再び移動
ハーヤ大はしゃぎ
すると…

本当だ!なんか来た!



※
ピュアな幼心をお持ちの皆さん
手刀を喉に小刻みに当てて発声してくださいね☆
未知との遭遇ならぬ、お坊さんと檀家さん達の万灯行列なんだけど…
ハーヤにとっちゃ正に未知との遭遇みたいなモノで、ハイジは目を見開きウィンナーみたいな尻尾をピコピコ振って口を開けたままモロ釘付けだった
コイツは牛より先に大喜びで宇宙船に釣り上げられちゃうんだろうな
そして、我が帝国のジャイアン・マーヤはと言うと

逃げ腰だ
まるで宇宙人の侵略に怯える子羊のようだ
その後は『ママ!抱っこ!抱っこ!』と必死に助けを求め、なりふり構わずしがみついてきた
仕方なく怯える12キロの娘を左の腰っ骨に乗せ片手で抱きかかえ、一方『アタシは宇宙人を見たんだよ―!』と興奮覚めやらぬアホな小娘のリードをもう片方の手に握り締め行列から離れた

はいよ
二度と連れて行かないよ!
花火も上げない小さな小さなお祭りだったけど、マーヤには無理だと分かった
珍しく緊張してたもんな
ま
デカい祭りぢゃ最初から連れてく気はサラサラなかったけど、一応…社会勉強の1つとして親子で学びたかったんだ
屋台も遠くから眺めるだけ
人混みって程の人混みはなかったけど避けて歩いた
最初で最後のお祭り
それでもマミーは楽しかったよ
たぶんハイジも(爆)
(・ω・)/