参考リンク
竹島問題の基礎知識 wikipedia 竹島 領土の問題に関しては、端的に言えば、
「熱くなってはいけない」と言うのが、正しい態度だと思います。「正しい」とは、正義と言う問題ではなく、この「世界」の中で「共生」していくための「知恵」として、ということ。
その意味で、正直、明らかに韓国の熱い態度は「正しくない」です(苦笑)。たとえ、あの態度が、歴史的には「過去」の日本のせいではあれ(いや、その「過去」のという括弧の括り方が、なおさら彼らを怒らせるであろうことも分かりながらも)。その正しくない態度に、僕は全く共感はできません。あの「熱」には困ったものです・・・。
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さて、竹島の問題。
心情的には「竹島のことなんてどうだっていいよ」というところ。ですが、経済的な問題を考えれば、そうも言ってられないのか。
まあ、別に島一つぐらいあげちゃってもいいんじゃないの?、という意見も一部には出ているようで、僕も、それでも別にいいかもとは思う。
が、まあ、それって、ごね得を認めるような感じで、さすがに気分がいいものでもない。
そこで、例えば
「ソフトパワー」という言葉がある。軍事力や経済力で影響を及ぼすことをハードパワーと呼んで、ソフトパワーとは国の文化や魅力で惹きつける力のことだ。で、そのソフトパワーによって世界に影響力を行使すべき、というのが重要とは思える。
その押すよりも引いてみるみたいな発想自体は(由来が欧米のものではあるし、たぶん、提唱者の意図は、また違ったところにありそうだけど)至極日本的でありながら、僕はグローバルスタンダードに与すべきとは思ってないので(話がずれるが、BSE関連の「世界の中の非常識である」発言は、まさしく多数派だけが正しいと思ってしまう日本的マイナス思考だ)、ソフトパワーで行くべきという主張を
ぐいぐい推すべきだと感じる。ソフトなのにぐいぐいというのは、絶対にうまくいかないっていう矛盾が難しいところですが、その矛盾の緊張関係の上でバランスをとって我慢することが重要なのでしょう(笑)。
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ただ、領土問題に関しては、少々、強引でも、国際問題は国際機関で解決するべきだという態度こそが、常任理事国入りを目指す国の、あるべき態度なんじゃなかろうかとも思う(僕は常任理事国入りに賛同してないけど←別の機会に)。
端的に、領土問題なんてもののは、当事者に決めようがないこと。土地の所有権問題は、「第三者」たる「司法(国際司法裁判所)」に任せるしかない・・・とは言え、国際司法裁判所に任せることを韓国が拒絶してるわけで、苦笑せざるを得ないのも事実か。
まあ、法的には、たぶん日本のものとして決着しそうだからね。向こうとしては司法の場で負けるわけにはいかないということもあるのでしょう・・・・・それぐらいの意地を日本の政治家にも持ってもらいたいとは思います。もうちょっと大きな声で、その点を主張してもいいと思います。
ここは、ちゃんと向こうの国民に納得してもらうためにも、第三者機関に委ねるしか方策はない気がします(日本が決めたんじゃないよ、と責任転嫁もできますし)。法が全てではないですが、こういう領土問題こそ、まさしく法の出番だと思うのです(まあ、国際法ってのは「法」と言えるのか微妙だってのが困りものなんですけどね)。
制度上、向こうが同意しないとどうにもならないのですが、そこは政治手腕の見せ所でもあります。これから、韓国が世界に進出していく成熟した国であることを、韓国も世界に示したいと考えれば同意せざるを得ない・・・・という形に持っていって欲しいところ。
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で、少々強引でもいいってのは、もちろん、それは「政治的には」ってことです。
国民、個々人が、強引な人間になろうとしたり、熱くなってはいけないのです。
熱くなっているお子様達を大人として「なま暖かく」見守っていってあげなければいけないのです(苦笑)<それこそ、こんなこと言ってたら「バカにするのか!!」とか韓国側に何言われるか分かったものじゃないのですけどね(-.-;)。
そして、少々強引に国際法的解決に至ると同時に、ソフトパワーの登場ですよ。
日本国の魅力でメロメロにしてやろうじゃありませんか。 _| ̄|○