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西岡昌紀のブログ

内科医西岡昌紀(にしおかまさのり)のブログです。日記の様な物ですが、過去に書いた小説、単行本の文章、雑誌記事、ネット上の文章、などもここに収録する予定です。

1956年生まれの内科医です。専門は神経内科。東京生まれです。これまでの著書に「アウシュウィッツ『ガス室』の真実/本当の悲劇は何だったのか?』(日新報道・1997年)、「ムラヴィンスキー/楽屋の素顔」(リベルタ出版・2003年)その他が有ります。ミクシイ会員でもあります。
(レビュー)『シンドラーのリスト』
http://www.amazon.co.jp/review/R1OIKBAPOR0XLG


53 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。


5つ星のうち 1.0
この映画は史実ではなく、フィクションです。--NYタイムズが暴露したこの映画の虚構,2009/4/13
 
 
レビュー対象商品:シンドラーのリスト スペシャルエディション [DVD] (DVD)
 この映画は、全く持って史実ではありません。その事を、私は、ニューヨーク・タイムズの2004年11月24日の記事で知りました。同紙が2004年11月24日に掲載した、エロン大学の歴史家であるデイヴィッド・M・クロウ(David M. Crowe)教授へのインタビューの内容は衝撃的な物です。クロウ教授に依ると、この映画が描く出来事が有ったとされる時期に、シンドラーは、収容所所長であったアモン・ゲートへの贈賄によって刑務所に入れられており、この映画が描く様な活動を出来た訳が無いのです。その他、多くの矛盾を同教授は指摘しており、この映画を「実話」と錯覚する事は全くの間違いなのです。(詳しくは、ニューヨーク・タイムズ2004年11月24日に掲載されたクロウ教授へのインタビューをお読み下さい。)
 この映画が、イスラエルの墓地の場面で終はる事が、イスラエル建国の美化である事は余りにも明らかです。プロパガンダは感動的である事の一例です。皆さん、もっと、冷徹に物事を見てはいかがでしょうか。この映画が、オスロ協定に基ずく中東和平交渉とそれによって起こったイスラエル・ブームの時期に公開された事は、はたして偶然だったのでしょうか?私は、スピルバーグ監督が好きですが、同監督が、フィクションを史実と錯覚させるこの作品を作った事を本当に残念に思ひます。

(西岡昌紀・内科医)


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     コメント一覧 (1)

      • 1. 名無し
      • 2021年06月28日 17:41
      • ホロコーストの罪人も実話じゃなく捏造映画、ホロコーストは無かったのです。

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