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横井利明オフィシャルブログ(名古屋市会議員)

花交換会トワイライトスクール事業は民間委託へ

2009年11月29日

市長は800万円、議員は2400万円。

河村たかし1市長の給料は800万円、議員の給料は2400万円...

河村市長はことあるごとに議会批判を繰り返す。批判の矛先は議員の給料だ。しかし、この河村市長の発言にはウソも裏もある。今日はこのブログをご覧いただいている皆さんに包み隠さず、真実をお伝えし、みなさんに判断してほしい。

議員が受け取るお金は、給料89万円とボーナスあわせて1,510万円、政務調査費が年600万円(ただし会派支給)、費用弁償は年70〜90万円、あわせると、年間2,180万円から2,200万円となる。他には支給は一切ない。

ただ、政務調査費は、人件費や市政広報紙の発行代・郵送代、他都市の視察代、調査委託料などの支払いに対する領収書や報告書を添付してはじめて支給されるもの。あくまでも建て替えたお金を支払っていただくもので、1円たりとも懐に入るお金ではない。最近では、満額受け取らない会派が大半。

費用弁償は、本会議・委員会に出席したときに支払われる交通費や資料作成費。給与をいただいている以上、私は個人的には費用弁償は見直されるべきものと考えている。おそらく、議会自ら設置する議会改革プロジェクトの中で、議論されるだろう。

議員の給料も、手取りにすると多い議員で、総支給89万円の半額程度。他に収入のある方は、税金も高く、手取り10数万円という人もいる。

さて、一方、河村市長は、自らの給料を800万円に減額したことは、ことさら大きな声で叫ぶが、経費数千万円(算出できないものの1億円以上になるのではないか?)一切を税金でまかなわせていることは、一度も市民に説明していない。以下、調査結果を報告する。

<市長が給与以外に税金に負担させているものの ほんの一例(予算書から)>
市長秘書4人の給与  3,401万2,000円
市長公用車の維持管理 113万5,000円
市長運転手2人の人件費 1,700万6,000円
市長交際費 120万円
旅費 141万7,138円(11月25日まで)
他に市長執務室等に係る部屋の維持管理費、高熱水費、事務費、備品費、印刷費、新聞代、電話代、ガソリン代や高速道路代・・・秘書以外の職員の人件費などすべて税金におんぶに抱っこだ。
他に市長は税金で購入したブリウス、エスティマハイブリッドも。
その上、11月議会では、もうひとり政務秘書を雇用すると議会提案。市長提案によると秘書給与にかかる経費は年に1,250万円。これも税金。

私達議員はいただいた給与の中で、これらの経費をまかなっているが、河村市長は、自らの給与800万円をすべて温存したまま、実は経費数千万円のすべてを税金に負担させている。そのことを何も言わず800万円!800万円!と言われてもねえ。市長の給与と議員の給与を同じ次元で語ること事態に無理がある。しかし、これも河村流?

もし仮に、今回の市長提案のとおり、議員の給料が800万円となれば、実際の手取りは10数万〜20万円程度。市長のように何千万円も給料以外の秘書給与、事務所や車の維持費などの諸経費のすべてを税金でまかなえればいいが、私たち議員は自分で払っていかなければならない。今でも私の事務所の年間経費は1,500万円から2,000万円。私のように膨大な調査をおこなうためには、人もモノも必要となり相応の費用負担も発生する。これだけの負担を求められては、もう、ボランティアでやれといわれても限界。毎年1000万円以上持ち出しができる金持ちしか議員ができない。ロサンゼルス市議会を河村市長はよく引用するが、ロス市では議員の政策スタッフが税金で雇用されていることは河村市長は絶対言わない。

私達議会は、あまりお金の話をするのは下世話と捉え、十分説明をしてこなかった。しかし、多くの市民から、議会の説明不足を指摘されたこと、マスコミはこれらを知っているにもかかわらず、あまりに一方的な事実と違う報道が目立つことなどから、あらためて、事実をお知らせすることにした。あとはみなさんで判断していただきたい。






minami758 at 06:10│Comments(12)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by ブログ公聴人   2009年11月29日 06:56
横井先生へ
ブログで如何に書いても 河村市長には勝てません
見る人は限られます 世論は70パーセント以上河村支持です
何故か TVと新聞です 何度もいいますが
役者が違い過ぎます 11月30日Am6:30からの
東海テレビに河村市長が「素敵でトーク」で出演
彼は名古屋の英雄で 河村家は名古屋の守り神の様に
報道され 次回1月6日も第2弾が放送されます
知っていましたか これが戦略です
ブログを見る人も一度見てください
河村氏の表の顔とは報道によって作られている事を
横井先生に如何に 良い軍師が付くかです
このままでは 解散は間違いないでしょう
それが・・今の世論です<恐ろしい時代の幕開けです>
2. Posted by 市民   2009年11月29日 08:07
先生がTV討論をすべきです。市長は前の松原市長の3分1に給料を下げたのは事実それに退職金も要らないと言ってます。なおかつ条例も変更して次の市長もその条件でやれといってます。前市長の給料は先生の理論ですと、べらぼうに高といえます。市長は一人議員は75人です。その説明では絶対に勝てません。
3. Posted by 冷静沈着   2009年11月29日 08:58
3これは横井市議に部が悪い。市長の市役所での秘書や車、電話代などは公務だからでしょう。それを合計して言っても意味ないでしょう。議員の仕事を言うなら政務調査費。月50万ももらっていながらこれまでほとんどまともに仕事には使ってこなかった。使い方の公開すら必要なかったんだから。横井市議は違うだろうけど。結局、いままで甘い汁を吸い続けてきたつけが出ている。市議の実態を本当に言い始めたら、この勝負、市長には絶対かなわない。
4. Posted by JRC   2009年11月29日 12:47
横井先生のおっしゃることはよくわかります。そもそも市長や議員への給与、歳費は名古屋市の財政規模からすれば微々たるもので、それに関する議論は「精神論」以外の何者でもありません。ただし、現在河村市長が投げてきているボールは「精神論」でもあり、マスコミを初め多くの市民はその「精神論」、赤貧に甘んじて公のために尽くすいわば「武士道みたいなもの?」に注目しているのも確かです。
従って、市議会側にとって戦略的にこれは大変難しい問題になるでしょう。先に述べられているとおり、市長と同じ土俵にのって市長の歳費云々、議員は持ち出しが多い云々、などとやるのは大衆向けにはマイナスでとても危険だと思います。良識のある市民は市長給与800万はむしろ低すぎてよろしくない、と思っているでしょうが票的には少数でしょうね。ではどうすればよいか??
5. Posted by JRC   2009年11月29日 12:55
あえて市長と同じ土俵に乗った上で勝ち目があるとすれば、議員定数減を言い出すほか無いように思います。なぜならば中途半端な給与削減では良識派、大衆派ともに支持は得られませんし、市議会側にとって一番辛いことである定数減に触れないことは、自己保身と受け取られるでしょう。
大幅な議員数減をトップ当選の横井先生が言い出すのは、とても難しいことだと思います。一番は、下位当選の議員さんや会派のトップが言い出すことでしょう。
むろん、「精神論」なものを相手にしないのも策ですが、いわゆる「ムード」を挽回するには敵失もしくは新たな論争を仕掛けるなどしないと、とても厳しい状況かと思います。
戦略的なことばかりと思われるでしょうが、現状は市長がボールを投げるばかりで、市議会側からのボールが乏しすぎるのです。
6. Posted by ドラゴンズは好きだけど   2009年11月29日 14:21
今日の中日新聞にも横井先生のブログの一部が引用
されていますが、Mrs.バーバラさんが言われるように
明らかに市長に都合のよい論調部分のみを報道する
姿勢を踏襲しています。河村氏が市長を続ける方が
ニュースが多くて、社の利益につながるのだと思い
ますが、その浅薄な判断にはジャーナリズム精神の
かけらも感じられず、ノーベル賞受賞者の
野依先生が民主党の仕分け作業に対し発言されたのと
同じ「歴史の法廷に立つ覚悟があるのか」と問い
かけたい気分です。情報の一社独占地帯でちゃんと
した情報を発信するには、インターネットを有効に
使いながら、市民に情報を公開し続けることが
重要だと思います。横井先生、がんばってください!

7. Posted by 決断への対価という考え方   2009年11月29日 17:39
市民さんへ

 市長の給与が高いのは、「最終決断をし、失敗したら、その責を負う」から。
企業の経営陣の給与が高いのと同じ。極端なことを言えば、従業員は失敗しても責は負わない。
 「決断に対する対価」はそれだけ重い。
 マスコミに欠けている視点です(あっ、マスコミのTOPも高給ですけどね、その意味を考えたことないのでしょう)。
 よくマスコミや世間が、企業や自治体のTOPが給与を下げるのを賛美しますが、
その給与を大幅に下げるということは、「失敗しても、責はそれだけしか負わないよ。だから代わりに残りの責を、従業員(市民)が負ってね」宣言と同じなのです。
 つまり、河村市長が最初から給与を下げることの意味は、
「名古屋市の運営は、私が在任中は失敗する(かもしれない)けど、給与もそれだけしかもらわないから、責もそれだけしか負わないよ、代わりに市民が残りの責を負ってね」
という事と同じなのです。
8. Posted by 市民   2009年11月29日 18:52
その通りだと思います。ですから市長の給与減額条例は否決するべきだったんです。ケンカ上手の市長の思う壺。市長としての誇りもプライドも無い人に常識は通用しません。4年間で名古屋はどうなってしまうんですか。やっぱりやめたといわれたら余りにも市議会が情けない。
9. Posted by ドラゴンズは好きだけど   2009年11月29日 20:36
800万円では名古屋では市議会議員として
のまともな活動ができないということは
横井先生のお話から明白だと思います。
このことをちゃんと市民に伝えなければ、
市長の思う壷。新聞は恣意的に取り上げ
ないようですのでテレビ生出演で説明を
すべきではないでしょうか。
10. Posted by 横井利明   2009年11月30日 00:36
5給料を下げる人がいい人で、下げなきゃ悪い人。ただ、それだけの構図で政治が論ぜられるのも寂しい。少し前まではコンサルなどの調査会社を使い、データを集め、いい政策を構築し、本会議でガンガン質問し、施策という形で確実に実行すれば、十分議会で存在感を示せた。しかし、今は政策を語っても何かしらけてしまうような雰囲気だ。
とりわけ、厳しい経営環境の中、明日が見えないと苦しんでいる中小企業対策、生活の厳しい年金生活者への支援策、仕事を持てない方への対応など、危急の課題に対する政策の構築まではこぎ着けたものの、市役所自体も議論がそこまでいかないような状態に市長に追い込まれているのが実情。
JRCさんが言うように、定員を減らすなどの戦略、パフォーマンスでしか勝負できなくなってきているのが、かなり辛いし、政策立案こそ議員の使命と努力してきた者には、無力感が漂う。
ただ、詳しくは書けないが、明日明後日には、小さいながらも改革の動きが出てくる見通し。中心となって議会改革の牽引役を果たした正副議長には敬意を表したい。私もここ1週間かなりこの件で走ったが...
年内には、インパクトのある発表ができるよう、今日も精力的に動いたところです。
決断への対価という考え方、非常に適切なご意見だと思う。責任とか決断などの視点について、ご指摘をいただいたことは、とっても参考になり今後の議論で使わせていただきたい。
ドラゴンズは好きだけどさん、テレビはなかなかお声がかからない。テレビは、当たり前のことを言っても全然取り上げてくれないのが現実。「そりゃ〜議員の定数は1区ひとりでいいがや〜。地方議会は政党解散するがや〜」ぐらい言えば、すぐに生放送出演だが。正論はテレビではなかなか通用しない。
とは言ったが、実は1社だけオファーが来ており、どんな場面かも含めてテレビ出演を検討中だ。
11. Posted by 東区民   2009年11月30日 08:24
私は、衆議院の頃から河村市長の選挙地盤でもあり、河村市長を間近に見てきまました。ぱっと見、はでで、興味を持つ方も確かに多くいます。
しかし、冷静に見てみると、河村市長はテレビ受けするパフォーマンスはやりますが、大切であっても地道なことは一切興味なしというのが伝わってきます。
市長が誰のために政治をしているのか、市民は冷静に判断する必要があると思います。名古屋の愚衆政治ここに極まれりの感さえします。
試されているのは議会でもマスコミでもなく市民自身だと思います。
12. Posted by 日本人   2010年03月25日 18:27
議員の給料が高いのは間違いないです
この額じゃやってられないなら能力が無いんです
LAは政策スタッフが税金で賄われているンら同じようにする提案をすればいい、あなたの事務所の経費が費用対効果に値しているかは大きく疑問ですが。
役所も給料は高過ぎます一般企業の人間から今の半額で募集しても質量ともに倍は働きます。
河村批判より自らの襟を正すべき

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profile
<経歴>
1961.6
名古屋市に生まれる。
1968.3
道徳保育園卒
1974.3
道徳小学校卒
1977.3
大江中学校卒
1980.3
名古屋市立桜台高校卒
1984.3
東京学芸大学教育学部卒
1984.4〜
大生小学校・港西小学校教諭
1990.12〜
道徳保育園就職
1991.4〜
名古屋市会議員初当選
2001.3〜
デイサービスセンターはるかぜ理事長(現在)
2001.3〜
居宅介護支援センターはるかぜ理事長(現在)
2002.4〜
名古屋市ハンドボール協会会長(現在)
愛知県サイクリング協会副会長現在)
南区空手道連盟会長(現在)
2003.4〜
NPO法人名古屋スポーツクラブ理事長(現在)
2005.2〜
特別養護老人ホームはるかぜ(現在)
2005.2〜
ショートステイはるかぜCEO(現在)
2007.12〜
社会福祉法人道徳福祉会理事長(現在)
2010.5.20
第85代名古屋市会議長就任
2013.7
自由民主党愛知県支部連合会副会長
2019.4
名古屋市会議員選挙当選(8期)
2016.4〜
みなみほいくえん理事長(現在)
2017.4〜
しんもりやま保育園理事長(現在)
2020.4〜
ほうしょう保育園理事長(現在)
2020.7〜
ひまわり保育園理事長(現在)
2021.4〜
ちゃやひるず保育園理事長(現在)
2021.4
名古屋市長選挙惜敗
2023.4
名古屋市会議員選挙当選(9期)
<政党>
自由民主党

<議会>
自民党名古屋市会議員団長(2023.4.13〜)

<自民党愛知県連>
執行部(2023.4.13〜)

<顧問等>
道徳学区常任顧問
明治学区相談役
豊田学区顧問
伝馬学区顧問
呼続学区顧問
柴田学区顧問
白水学区顧問
大生学区顧問
宝南学区顧問
市ソフトボール協会南支部顧問
南区レクインディアカ連協顧問
南友遊会(卓球同好会)相談役
名古屋市獣医師会顧問
愛知県柔道整復師会顧問
愛知県美容組合顧問
南区理容組合顧問
愛知県神社庁緑南支部顧問
桜台高校桜丘会相談役
※顧問等はすべて無報酬

<家族>
母,妻,子ども4人(長男:中学校教員,長女:保育士,次女:早稲田大院1年生,次男:海陽学園高校2年生)
<趣味>
スポーツ全般、旅行、歴史
<好きなスポーツ>
ソフトボール
サイクリング
ハンドボール観戦
<暇なときには>
子どもとキャッチボール、掃除
<ペット>
ももちゃん(Mシュナウザー)
まろんちゃん(Mシュナウザー)
<愛車>
クラウン
ベルファイヤー
<意外なこと>
大型バスが運転できます。
縄跳びで三重とびができます。
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