源泉の湧き出し口の近くに伊香保温泉飲泉所があります。
† 正直言っておいしくはない・・・・
伊香保温泉は硫酸塩泉*1で、鉄分がかなり多く含まれているので、湧出口では無色透明の湯が、周辺の川や足湯では茶褐色に色づくほどです。
というわけで、味は古い水道管から出た水を飲んだような強烈な(赤さびの)味がします。いちおう大人(16歳以上)は 600ml/日以下は飲める*2ということになっていますが、普通の人は一口で十分という感じでしょうか。
夜の伊香保の石段街を散策。
昼間は観光客で賑わう場所ですが、夜だとひっそりと静まりかえっています。
† 石段の下には小満口が
石段の下は湯元からの源泉が流れており、その様子をところどころにある小窓から眺めることができます。夜は入ることができませんが、途中には足湯があったりするので、階段に上り疲れたらこのあたりで休憩するのがいいのかもしれません。
今日の旅の目的地はゆるキャン△に登場したという「ほったらかし温泉」。ちなみに僕は原作をチェックしていないので、ネタがよく分かっておりませんが、そのあたりはご容赦ください。
さすがにこの時期だけあって、気温は氷点下近く。しかも、風が強かったので、体感気温は間違いなく氷点下でした。濡れたタオルを振り回していたらそのタオルが凍り付いてしまったのには正直参りました。天気はそんな感じでしたが、甲府盆地も一望でき、絵ではない本物の富士山を眺めながら入る風呂は最高でした。
ほったらかし温泉は自然の立地のままに、富士を望み甲府盆地を見下ろす眺望と”星空が天井”と謳われる夜景が好評の天然温泉です。
今日のランチは悠湯の郷ゆさという温泉旅館でカレー。
肉はほとんど溶けてしまっている感じですが、これは牛すじでしょうかね。
旅館らしくとても上品な味のカレーです。
懇親会ですが、今年は浴衣でゆったりと参加してきます。
[悠湯の郷ゆさの牛すじ?カレー の続きを読む]湯布院に来てから3日目の朝ですが、毎朝起きたときの光景が違うことに驚きます。湯布院の朝霧は有名らしく、Google でイメージ検索すると綺麗な光景がたくさん出てきます*1。残念ながら、気温がちょっと高めだったので今日はそれほど朝霧が下に沈みませんでした。
周辺を散策してみると、あちこちに温泉井戸があったり、パイプが這い回っていたり、側溝から湯気が出ていたりと温泉の街らしさ満載です。宿も大規模なホテルよりも、中小の旅館が多いんですね。
ちょっと寒いですが、夜に盆地を一望できる坂の上から眺める夜景もオススメです。
いつもより少しだけ早起きして、仕事が始まる前に金鱗湖周辺を散策してみることに。
この湖は底から清水と温泉が湧いているらしく、年間を通じて水温も高いとのこと。今朝はびっしりと霜がおりるほどの気温だったのでこれらが相まって湖面からは盛大に湯気が立ち上っていました。朝日が差してくると幻想的な光景になります。
梶井基次郎が結核の転地療養で長期逗留して冬の蠅などを書いたという湯ヶ島宿を散策。
梶井基次郎が泊まっていた湯川屋については本当にそばまで行ったのですが、ほんの数メートル差で写真を取り損ねてしまいました。最近は何処の温泉街もそうですが、使われなくなってしまって廃屋になった旅館が多いですね。
帰る前にさらにもう1箇所ということで、走湯温泉跡へ。珍しい横穴の温泉の源泉です。
洞窟のような横穴からはすごい湯気が噴き出しています。おそるおそる中に足を踏み入れると、中はサウナのような・・・と論評をする間もなく眼鏡が一瞬で曇ってしまって行動不能に。仕方がないので一旦外に出て、眼鏡を拭いてから再チャレンジ。洞窟の下半分には湯気がないので、限界まで体をかがめて前進すれば眼鏡は曇らずに済みます。湿度は高いので、ケータイやカメラで写真を取る場合は手早くしたほうが良さそうです。
走り湯はかつて一昼夜に7千石(1296t・毎分900l)の湯を噴き出し、源泉温度が70度ほどあったと言われるが、乱掘が続いた結果現在は毎分180l、70度ほどとなっており、伊豆大島の噴火などで温度が上昇することもある。
走湯温泉跡の上には走り湯神社という小さな神社と、現在の源泉と思われる櫓が建っていました。