日経と Evernote が資本業務提携することがニュースになっています*1。
日経新聞、Evernoteに2000万ドル出資して提携、ノートに記事を自動配信 -INTERNET Watch
日本経済新聞社と米Evernoteは10日、資本・業務提携することで基本合意したと発表した。日本経済新聞社は、Evernoteに2000万ドル出資する。提携の第1弾として、キーワードや文脈にマッチしたコンテンツをタイムリーに自動配信する連携サービスを両社の有料会員向けに提供する。
これはちょっとびっくり。
まずは先日発表された関連性が高い記事を自動配信するContext*2*3 に日経のニュースが流れるという展開になるようです。
年末から更新されていなくて、連載終了かと思っていた日経の報道カメラマンのiPhone撮影塾が久しぶりに更新されました。
今回のテーマはアングルの変化ということで、一眼だとバリアンの背面液晶の使い方として良く紹介されているローアングルと俯瞰撮影。馴染みやすいようにアリの目線、鳥の目線と紹介されています。そして最後に、食べ物写真の構図のアドバイスもありますが、全体的に iPhone 以外のカメラでも使える汎用的なテクニックが興味深いです。
足もとの草花も生き生きと 「春」をiPhoneで撮る:日本経済新聞
例えば花。立ったまま上から見下ろすように撮るのではなく、地面スレスレの低い位置に構えて撮ってみると、空に向かって伸びていく生き生きとした様子を伝えることができる。いわば「アリの目線」だ。
3月ともなると、就職を控えた学生たちの卒業旅行シーズンを迎える。旅先で素敵な風景に出合うと、写真に収めたくなるはず。そんなときは、目の前に広がる景色を少し違った視点で撮ってみてはどうだろう。「鳥の目」、つまり高いところから見下ろす俯瞰(ふかん)撮影だ。
今週の日経の報道カメラマンのiPhone撮影塾は馬の写真の撮り方と年賀状特集になってます。
実物の馬を撮るためにマザー牧場に行ったり、馬事公苑に行ったり、船橋競馬場行ったりと、様々な場所での撮影のポイントが紹介されています。
年賀状の場合は単に馬の写真が撮れれば良いわけではなく、文字をいれたりするスペースを意図的に作ってあげないといけないというところも、言われてみれば当たり前ですが参考になります。
年賀状に馬の写真 iPhoneでうまく撮るコツ:日本経済新聞
今年も残すところ2週間。年の瀬が迫るにつれて焦る年賀状づくり。来年の干支(えと)の午(うま)をモチーフにしたデザインを考える人も多いのでは。今回は、馬の写真を上手に撮るコツをお伝えしたい。5月に掲載した動物撮影編のおさらいも兼ねて、自慢したくなる年賀状写真を撮ってみよう。
日経の報道カメラマンのiPhone撮影塾をしばらくチェックし忘れていて、2回分見逃していたのでメモ。
写真の整理*1についてはウェブの時と変わらないので、12/3の証明写真の特集の方を重点的にチェックしていきます。
就活生は知っておきたい iPhoneで撮る証明写真:日本経済新聞
12月1日、就職活動が解禁となり、2015年卒業予定者の「シューカツ」がいよいよ本格化する。就職活動に必須なのが履歴書に貼る証明写真だ。学業のさなか企業情報を収集する就活生は、証明写真を撮影する時間が確保できず、急に写真が必要となり困る局面もあるのではないか。そこで今回は、iPhoneだけで証明写真が撮影できないか、チャレンジしてみた。
実は自作の証明写真についてはチャレンジしたことがあって、1枚5円で証明写真を作成するというエントリを書いたこともあるのですが、このときに分かったのは元の写真の写りがイマイチだとどうにもならないということ。証明写真ボックスでもイスが上げ下げできるようになっていることでも分かるように、カメラを顔の正面にちゃんと配置できるかとか、内蔵フラッシュではないライティングがモロに影響してきます。というわけで、勝負用の写真ならば自前ではなくちゃんとした写真を使った方がよいです。
結局、自分は印刷はコンビニプリントを使ったものの写真自体はプロのカメラマンに中望遠でちゃんと取ってもらったものを使いましたが、この企画ではあくまで iPhone で撮影して写真を作るところまでやってます。ただ、ライティングとかはプロらしい工夫をしているので、ここまでやるのだったらちゃんとしたところに写真を頼んでもいいかもという感じはします。
今週の日経の報道カメラマンのiPhone撮影塾のテーマは人物撮影とソフトフォーカス。
通常はソフトフィルター*1使うところを鼻の脂で代用しようという発想に驚きました。言われてみるとケータイのカメラの場合には予期せずレンズが汚れていて、写真がソフトフォーカスになっていたという失敗経験がありました。それを積極的にエフェクトととして活用しようというのが発想の転換ですね。
ちなみにプロの写真家も使ったことがあるテクニックのようですが、レンズに油膜がつくと拭き取るのが大変なので、一眼レフのレンズではあまり試したくないです。分かっていても、作品のためにやってしまうところがプロのプロたる由縁なのかもしれませんが。
鼻の脂でソフトフォーカス iPhoneでモデル撮影に挑戦 :日本経済新聞
ちょっと汚いが、鼻の脂などを指に付けて直接レンズをこすり、汚してみる。すると、汚れで画像がぼやけ紗(しゃ)がかかったようなミステリアスな写真を撮ることができた。ハミルトンは80年代に日本のアイドルをこの方法で撮影したこともあり、そういう視点でみると、どこかノスタルジックな写真だ。
今週の日経の報道カメラマンのiPhone撮影塾のテーマは記念写真。
記念写真を綺麗に撮るためには、自撮りよりも三脚や、セルフタイマーをつかいこなすことが必要になるのでそのあたりが詳しく解説されています。小道具として三脚替わりに洗濯ばさみを使ったり、リモートレリーズは Bluetooth 対応のものなど、iPhone らしい周辺機器のつかいこなしかたが満載です。Bluetooth は電波なので赤外線と違って受光部にリモコンを向けなくても済むのがいいですね。
洗濯バサミが大活躍 iPhoneで撮る記念写真 :日本経済新聞
次にiPhoneをどう固定するか。iPhone用の小型三脚は角度を微妙に変えるのに便利だが、意外と重宝するのが洗濯バサミだ。撮影とは関係なく動画を見たりするときのためのスタンド代わりに使っている人もいるようだ。iPhoneを横向きにでも縦向きにでも置けるのが面白い。
ちなみに Bluetooth リモコンは応用次第でこんな写真が撮れるみたいです。
【iPhone撮影塾】記念撮影編としてブルートゥースのリモコンも紹介。http://t.co/HeJapdzlCG 余談ですがこのリモコン、かなり離れても撮影でき、Jリーグ取材で試したことがあります。こんな写真も撮れます(健、寺)pic.twitter.com/SI9OYPZPLt
— 日経新聞写真部 (@nikkeiphoto)October 22, 2013
報道カメラマンのiPhone撮影塾は昨日が更新日だったのをすっかり忘れていました。
前々回、前回は新型 iPhone 発売による総集編と基本機能のおさらいみたいな感じでしたが、今週はまた新しい撮影テクニックが紹介されています。今回のテーマはパノラマ撮影。一眼レフに代表されるレンズ交換式のカメラであれば、目の前にある被写体に対して画角が合わないと思えばズームリングを回したり、レンズ交換すれば良いわけですが iPhone などのスマホのカメラはレンズが単焦点なので画角を変えることができません。デジタルズームはできますが、広角側になんとかしたいということになるとパノラマ撮影しか選択肢がないわけです。
序盤こそライトアップされた東京駅とか、夕闇が迫る都心みたいなオーソドックスな被写体を題材に上手にカメラを回転させるコツを紹介していますが、最後の方は動く電車の中からホームをパノラマ撮影するとか、真上に構えて、木々の下を歩きながら撮るとか、普通では思いつかないような撮影方法を紹介してるのはさすがですね。
今週の日経の報道カメラマンのiPhone撮影塾のテーマは前回に引き続き新型 iPhone 特集。
前回はiPhone5s/5c 発売前だったので、これまでの総集編のような内容でしたが、今回は 5s に搭載された新型カメラモジュールの特徴の解説になっています。
普通、カメラのスペック比較というと最高シャッター速度が書いてあるものですが、iPhone に特化した比較表ということで最低シャッター速度が書いてあったりするところが面白いです。F値は 2.4 → 2.2 になったのは知っていましたが、最高 ISO 感度が 3200 → 2500 になっていたというのはチェックから漏れていました。F値が 1/3 段上がったのに、最高 ISO 感度が 1/3 下がったので、(センサーのサイズアップによる画質向上は別として)暗所性能は前モデルと変わっていなかったんですね。
【弱点】 接写は不利か
5sはiPhone5と比べてレンズが少しだけ広角になった。室内など狭い場所で広く写し込める点では多少魅力だが、接写では不利になるようだ。被写体まで最も寄れる距離がほぼ同じ(6~7センチ)であるため、広く写る分アップにならないというわけだ。
あとは食べ物撮りなどで見逃せないのは、最短撮影距離はそのままでレンズがちょっと広角になった部分でしょうか。
要は撮影倍率が下がったわけで、換算 33mm → 30mm のたかが 3mm と言ってしまいたいところですが、広角なので意外と大きく効いています。
ドコモから iPhone が発売されるということがニュースになっていたのでメモ。
始めは「また日経か・・・」と思っていましたが、朝日や NHK が報じているのでこれまでとはちょっと違う雰囲気です。
ちなみに、お決まりのパターンでドコモは否定しています。TDNET(東証適時開示情報)でも同様の文章が配信*1されていました。
ドコモからのお知らせ : 本日の一部報道について | お知らせ | NTTドコモ
本日、一部報道機関において、当社がアップル社の「iPhone」を発売する旨の報道がありましたが、当社が発表したものではございません。
また、現時点において、開示すべき決定した事実はございません。
実際に発売されたら機種変するのかと聞かれたらちょっと迷いますね。
既に STREAM X を持っているので、純粋に料金見合いということになりそうです。
今週の日経の報道カメラマンのiPhone撮影塾のテーマは小さいものを大きく捉えるマクロ撮影。
専用のマクロレンズを用意するわけではなく、100均で虫眼鏡やビー玉を買って来たり、ジャンクの DVD ドライブからレーザーピックアップのレンズを取り出したりと手作り感あふれる回になっています。