政府が母子手帳*1のデジタル化を加速することがニュースになっていたのでメモ。
この手の話題になると「紙でないと災害時に・・・」「停電時は・・・」とか言い出す人がいたりするわけですが、そういう人は画面を印刷しておけば良いだけです。デジタル化されて国が保存しておいてくれると大人になってから自分がどんなワクチン接種を受けていたかについて親の曖昧な記憶に頼らずに済みますしね。
母子手帳のデジタル化加速 スマホで健診手続き可能に―政府:時事ドットコム
政府は2024年度、乳幼児の健康状態などを記録する「母子健康手帳」のデジタル化を加速させる。民間の母子手帳アプリを活用すれば、スマートフォンで妊婦・乳幼児健診や子どもの予防接種の問診票入力ができる仕組みを構築。26年度以降の全国展開を目指しており、保護者の負担軽減や手続きの効率化を図る。
確定申告の期間がスタートしました。
今年からはマイナポータル連携が強化されていて源泉徴収票や国民年金、iDeCo などの金額が自動取得されるようになったので、サラリーマンの場合には確定申告作業はかなりラクになっています。というか、こういうためのマイナンバー整備だったワケなので、システムがやっと時代に追いついてきた感じです。
申告期限は 3 月 15 日ですが、夏休みの宿題と同じように期限が迫ってくる前に計画的に終わらせておきたいところです。
確定申告スタート 「マイナポータル連携」は事前準備を忘れずに - Impress Watch
「マイナポータル連携」は、マイナンバーカードを利用してe-Tax(国税電子申告・納税システム)で確定申告をする際、マイナポータル経由で必要な証明書のデータを取得し、申告書の項目を自動入力できるものです。2年前からスタートしており、医療費や生命保険、ふるさと納税など対応を拡大してきましたが、今年からは「給与所得の源泉徴収票」「国民年金基金掛金」「iDeCo(個人型確定拠出年金)」「小規模企業共済掛金」が自動取得の対象になっています。
日弁連がマイナ保険証義務化に反対の集会を開催したことがニュースになっていたのでメモ。
経済的な負担についてはいろいろ考え方はあると思いますが、高齢であることは理由にはならないと思うのは自分だけでしょうか。
「マイナ保険証が義務化なら閉院するしか…」高齢医師の声も 日弁連の集会で医師団体が訴え - 弁護士ドットコム
導入しない理由を尋ねたところ「情報漏洩やセキュリティー対策が不安」「電子カルテなどの改修で多額の費用が発生する」との声が目立った。また、高齢の医師が運営する診療所では「マイナ保険証が義務化されれば閉院せざるを得ない」という声もあり、同連合会は「地域の患者にとって大きな損失になる」と話す。
保険証がマイナンバーカードに一本化されるということで、ニュース等で世論が沸騰していますが、個人的には免許証番号が野放しになっていることが問題だと思ってるんですよね。
マイナンバーは単なる ID ですが行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(マイナンバー法)第九条で使用目的が制限されており、デジタル庁も以下のような注意喚起をしています。
マイナンバーは、法律や条例で定められた社会保障、税、災害対策の手続き以外で利用することはできません。また、これらの手続きに必要な場合を除き、民間事業者が従業員や顧客などにマイナンバーの提供を求めたり、マイナンバーを含む個人情報を収集し、保管したりすることもできません。
保険証の方はというと令和 2 年 10 月 1 日から本人確認等を目的として医療保険の保険者番号及び被保険者等記号・番号の告知を求めることは禁止されています。
これらに対して現状では免許証番号は要求制限がありません。
これを良いことにして、例えば賃貸住宅の審査や、クレジットカード・ローンの審査などいろいろなところに免許証番号を取得している例が散見されます。
個人情報保護としては、免許証番号を要求制限する方が先だと思うんですよね。
免許証については都道府県警察が独立してシステムの管理を行っていたり*1と、その他にもいろいろと問題がありそうです。
2010 年に購入したPaSoRi RC-S330/P*1で、マイナンバーカード(ISO/IEC 14443 Type B)を読み取る時に必要になるPC/SC アクティベーター for Type B がひっそりと配布終了していたのでメモ。
この PC/SC アクティベーター for Type B は Windows の大型アップデートの度に再インストールが必要なんですよね。だいぶ古い製品なので仕方ないという感じがするものの、来年の確定申告の時に爆弾になりそうな気がします。
ソニー株式会社 | FeliCa | 個人のお客様 | サポート・ダウンロード | 基本ソフトウェア | PC/SC アクティベーター for Type B
ソフトウェア提供終了のお知らせ
誠に勝手ながら、2022年6月30日をもちまして「PC/SC アクティベーター for Type B」の提供を終了しました。
ご利用のお客様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
引っ越しでばたばたしていましたが、マイナポイントの第2弾がスタートしていたので申込みしておきました。
第2弾に含まれている施策2、施策3についてはチャージまたはお買い物は不要なので、条件を満たして申込みをすればポイント付与が確定します。
施策2: マイナンバーカードの健康保険証としての利用申込み (7,500円分のポイント)
施策3: 公金受取口座の登録 (7,500円分のポイント)
4 月からマイナンバーカードを保険証として使った場合になぜか患者負担が20円くらい増えるというツッコミどころ満載な状態になっていましたが、保険証を原則廃止してマイナンバーカードに統一する*1という話も出てきたので、さっそく見直しすることになったようです。
いろいろなものがマイナンバーに統一されていくと、マインナンバーの漏洩が心配が出てくるのは分かるのですが、それ以上に現行の免許証や保険証の番号はマイナンバー等と違って法律等で使途がきちんと定められていなくて、いろいろなところ(例えば銀行口座の開設や、クレジットカードの与信、賃貸契約の審査など)で勝手に使われてしまっている方が問題だと思うんですよね。これがマイナンバー化である程度きちんと整理されると良いのですが。
マイナ保険証、報酬加算見直しへ 患者負担増に批判―政府:時事ドットコム
政府は24日、マイナンバーカードを健康保険証として利用できる「マイナ保険証」に対応する医療機関の受診で、患者の窓口負担が増える仕組みを見直す方向で検討に入った。マイナ保険証に対応できる医療機関を増やすため、2022年度診療報酬改定で加算措置を設けたが、患者の自己負担も増えるため、国会で批判が高まっていた。
2022 (令和4)年度中に Android のスマホに対してマイナンバーカードを搭載する計画が進められているようなのでメモ。
iOS についてもも早期実現を目指した作業が始まっているようです。
e-Tax やマイナンバーポータルは iOS や Android のどちらでも利用することはできるのですが、利用するたびに物理のマイナンバーカードをかざす必要があって不便だったので、これが解消されるといろいろと便利になりそうです。
総務省|報道資料|「マイナンバーカードの機能のスマートフォン搭載等に関する検討会」第2次とりまとめの公表
今般、これまでの検討の結果を踏まえ、マイナンバーカードの機能をスマートフォンに搭載する取組の方向性について、「第2次とりまとめ ~デジタル社会の新たな基盤の構築に向けて~」が取りまとめられましたので公表いたします。
昨年 10 月からスタートしたマイナンバーカードの保険証利用ですが、4 月からマイナンバーカードを保険証として使った場合、患者負担が20円くらい増えるようです。
病院やクリニックを支援するために診療報酬を引き上げることによるもの。
普及を促すのであれば、診療報酬を引き上げつつ、患者負担は軽減しないといけないと思うのですが制度上できないんですかね。
マイナ保険証で初診21円増 4月から患者負担、反発の声も | 共同通信
マイナンバーカードと健康保険証の機能を併せ持つ「マイナ保険証」を4月から病院などで使った場合、患者が窓口で支払う医療費が増える。3割負担の人は初診時に21円、再診時に12円上乗せされる。マイナ保険証は政府が昨秋に本格導入したものの普及が遅れており、取り組みを促すために対応病院の診療報酬を引き上げるからだ。
3/28 からマイナポータルで公金受取口座の登録がスタートしていたのでメモ。
給付金のほか、今後は年金や児童手当、還付金等に使われていくようですね。
預貯金口座の情報をマイナンバーとともに事前に国(デジタル庁)に登録しておくことにより、今後の緊急時の給付金等の申請において、申請書への口座情報の記載や通帳の写し等の添付、行政機関における口座情報の確認作業等が不要になります。
口座情報は、緊急時の給付金のほか、年金、児童手当、所得税の還付金等、幅広い給付金等の支給事務に利用することができます。