md で管理している RAID1 のディスク残量が少なくなってきたので、HDD を容量が大きなものに2本とも交換してみました。当たり前ですが、冗長性を回復させただけでは拡大した分の容量を使うことはできません。これはパーティションが元のサイズのままであることが原因なので、パーティションを拡張して、ファイルシステムにもそれを知らせてやる必要があります。あまりやらない操作なので忘れないうちにやり方をメモ。
ディスクの交換からリビルドは通常の故障の時と変わりないので省略。
実際にパーティションを拡張して、FS のリサイズを行うのは以下の2行で OK です。
Ready NAS Ultra 4 のディスクが1本飛んでしまったので、ディスク交換してみました。
RAID は本来自動設定なのですがmd で実現されているので、僕は普段はシェルから手動管理するようにしています。
mdadm を使うのが久しぶりすぎてやり方をすっかり忘れてしまっていました。
以下、作業メモ。
[Ready NAS のディスクを交換 の続きを読む]某所で大容量のNAS自作を目論んでいるので、そのOSの候補となっているFreeNASをちょっとインストールしてみました。
FreeNAS is an embedded open source NAS (Network-Attached Storage) distribution based on FBSD, supporting the following protocols: CIFS (samba), FTP, NFS, TFTP, AFP, RSYNC, Unison, iSCSI (initiator and target) and UPnP.It supports Software RAID (0,1,5), ZFS, disk encryption, S.M.A.R.T/email monitoring with a WEB configuration interface (from m0n0wall).FreeNAS can be installed on Compact Flash/USB key, hard drive or booted from LiveCD.
インストールは基本的にはコマンドラインベースなのでWindowsしかインストールしたことがないという場合にはちょっと戸惑うかもしれません。NICにIPアドレスが振られてしまえば基本的な操作はすべてウェブからできるようになっているので、操作感はバッファローなんかの安いNASと大して変わりません。設定から日本語を選べば、管理画面は日本語化されます。
このFreeNASはFreeBSD系ですが、Linux系であればOpenfilerという手もありますね。ちなみにOpenfilterはmdadmなのでRAID6を組むこともできるようです。ちなみに今回は16Port以上のRAIDカードを調達する予定なので、SW RAIDのサポートレベルは特に問題になりません。対抗として近日中にこちらもテストをしてみたいと思います。