飛行も一段落し、地上展示も一通り見終わってしまったので最後にP-8 Poseidon の機内見学の列に並んでみました。
行列がだいぶ伸びていたので小一時間ほど並びましたが、コックピットから、オペレーターの操作卓、機体後方にあるソノブイのラックまでしっかり見学することができました。
P-8 は P-3C の後継で2013 年に配備が始まった新型の哨戒機ですが、こういうところを惜しげもなく見せてくれるのはさすがに米軍という感じですね。
折角の在日米軍基地なので、米軍機をじっくり見学。
今年も F-22 は飛来しておらず、昨年に引き続きオスプレイやセントリーは内部見学が可能になっていましたが、こちらは去年並んで見学したのでパス。米軍の地上展示で空自機と大きく違うのは A-10 や F-16 のハードポイントにはちゃんと AIM が装着されていること。航空祭などに出かけてもトラベルポッドや増槽くらいしかついていないですからね。
比較的人気だったのは A-10 Thunderbolt II と、海兵隊の EA-6B Prowler 。A-10 は機首に大きなガトリング砲を備える独特の外観を持った攻撃機です。このガトリング砲は帰ってきてから調べてみたらゴールキーパーという CIWS にも採用されている代物で、毎分3,900発(秒間65発)もの弾を発射することができるとのこと。そろそろ退役という話もあるようですが、F-35 も遅れているのでもうしばらくは運用されるのかもしれません。鼻の部分がぼこぼこの機体もあってちょっと驚きましたが、このへんも米軍らしいといえばらしいですよね。
EA-6B の方は、階段が設置されていてコックピットの見学ができるようになっていました。コックピットには陽気なパイロットさんが座っていてフレンドリーに写真撮影に応じてくれました。