年度の予算使いきりのシーズンになったのでCelestica Seastone DX010 という 100GbE スイッチを手にいれてみました。ちょっと古めの機種ですが、送料込みで US$500 未満だったので思っていたよりもだいぶ安く調達できました。
導入にあたっては以下の記事が非常に参考になりました。
† 初めてのホワイトボックススイッチ
このスイッチの面白い点は、ONIE によって Debian ベースのSONiC*1という Network OS がインストールできるということです。
これまで Cisco や HP, Juniper, Mellanox(nvidia) などのスイッチは触ったことがありますが、こういう OSS がインスト-ルできるネットワーク機器というのはDD-WRT をいじくり回していた時以来です。しかも今回は家庭用の機器ではなく業務用の機器です。
うるさいという話は聞いていましたが、Mellanox SX6012 よりは静かで助かりました。
† L2 として使う
まずシリアルは速度が 115,200bps であることに注意が必要です。
また、初期ID, PW はadmin
,YourPaSsWoRd
になっています。
今回は BGP とかは使わずにいく予定なので、ログイン後に以下のような感じでプレーンな L2 状態にしてみました。
これからいろいろと遊んでいきたいと思います。
10 年くらい増強しながら使い続けてきた仕事場のファイルサーバがさすがにやばくなってきたので、新しい構成に入れ替えました。
筐体は年初くらいに届いていたのですが、結局忙しくて 2 ヶ月くらい放置モードでした。
今回のサーバ構成はこんな感じ。
OS や構成的には安定したものを選んでいるのと、移行は zfs のsend
/recv
を使ったので特に苦戦しませんでした。
シーケンシャルなスループットは現状で 4~5Gbps (SSD 未搭載なので)くらいなので、普通にファイルサーバとして使うには十分な性能です。
とりあえず動くようになったので、今後は SSD を搭載したりメモリ増やしたりする予定です。
† HBA からはカーネルの warning が出るけど・・・
起動するたびにポートが 21 個あるとか言ってますが、何なんでしょうね?
Broadcom HBA 9400-16e のポートは miniSAS HD × 4 で、MiniSAS HD 1 ポートあたり SAS 4 ポートなので物理的にも 16 ポートしか存在しないはずなので、mpt_sas1
のバグでしょうか。
ひとまず実害はないようなので無視することにします。