Windows 8.1 では USB をブータブルな回復メディアにする回復ドライブの作成という機能があります。
これを起動すると、「回復パーティションを PC から回復ドライブにコピーします。」というチェックボックスが出てくるのですが、自作 PC など回復用のパーティションが元々ついていない PC ではこの部分を選択することができません。実はこれまでこの欄がチェックできない PC は回復ドライブを作成できないと思っていたのですが、このチェックボックスは必須でないので、グレーアウトされた状態でもブータブルな USB を作成することがわかりました。
PC には、PC をリフレッシュしたり初期状態に戻したりするために使用する回復イメージが付属している場合があります。回復イメージは PC の専用の回復パーティションに格納され、通常はサイズが 3 ~ 6 GB あります。PC の領域を節約するために、PC から回復イメージを削除して、代わりに回復ドライブを使用することができます。Windows 8.1 には、USB 回復ドライブを作成する組み込みツールが付属しています。Windows によって回復パーティションのサイズが通知され、少なくともそのサイズの USB フラッシュ ドライブが必要になります。
† これをシステムイメージバックアップからのベアメタル回復に使う
もちろん回復イメージが含まれないので、この USB で起動しても何もすることはできません。これが何に役立つのかというと、システムイメージバックアップからのベアメタル回復を行うときの起動メディアとして使えるんですね。システムイメージを外付けドライブや、他の Windows の共有フォルダに入れておくと、USB 起動後にそのイメージを使ってシステムのリストアを行うことができます。これまでは Window 8.1 のインストールメディアを使っていましたが、USB ならば保存の場所も取らないので便利です。
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