廃止の議論も出ているうるう秒ですが、IERSが6月30日に挿入することをアナウンスしました。
前回の挿入時(2012/6/30)にはカーネルのバグのせいで大変なことになりましたが、今回は大丈夫かどうかちょっと気になりますね。とりあえず CentOS や RHEL を使っていてちゃんとカーネルをアップデートしていない場合には同じ轍を踏む可能性があることは認識しておいたほうが良さそうです。
6月末日にうるう秒を挿入へ--廃止の議論も課題 - CNET Japan
IERSのEarth Orientation Centerの責任者を務めるDaniel Gambis氏は、「時間の測定と配分に責任を有する当局」に宛てた書簡の中で、6月30日23時59分59秒の直後に「正のうるう秒」を挿入すると発表した。これにより、7月の始まりが一瞬遅れることになる。
うるう秒は、地球の自転によって定義される世界時(Universal Time:UT)と、世界各地の研究機関に約200台ある原子時計の加重平均である国際原子時(略称はフランス語表記のTemps Atomique Internationalの頭文字を取ってTAI)の間のわずかな脱同期状態を修正するもので、12月または6月の最後に追加される。
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