今週の日経の報道カメラマンのiPhone撮影塾のテーマは前回に引き続き新型 iPhone 特集。
前回はiPhone5s/5c 発売前だったので、これまでの総集編のような内容でしたが、今回は 5s に搭載された新型カメラモジュールの特徴の解説になっています。
普通、カメラのスペック比較というと最高シャッター速度が書いてあるものですが、iPhone に特化した比較表ということで最低シャッター速度が書いてあったりするところが面白いです。F値は 2.4 → 2.2 になったのは知っていましたが、最高 ISO 感度が 3200 → 2500 になっていたというのはチェックから漏れていました。F値が 1/3 段上がったのに、最高 ISO 感度が 1/3 下がったので、(センサーのサイズアップによる画質向上は別として)暗所性能は前モデルと変わっていなかったんですね。
【弱点】 接写は不利か
5sはiPhone5と比べてレンズが少しだけ広角になった。室内など狭い場所で広く写し込める点では多少魅力だが、接写では不利になるようだ。被写体まで最も寄れる距離がほぼ同じ(6~7センチ)であるため、広く写る分アップにならないというわけだ。
あとは食べ物撮りなどで見逃せないのは、最短撮影距離はそのままでレンズがちょっと広角になった部分でしょうか。
要は撮影倍率が下がったわけで、換算 33mm → 30mm のたかが 3mm と言ってしまいたいところですが、広角なので意外と大きく効いています。
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