イーサネットが普及し始めた頃、安いハブはみんなリピータハブで、スイッチングハブが普及し始めた頃にはバカハブとさげすまれていたりしました。そんなリピータハブも最近はめっきり見かけなくなり、バカハブという言葉も死語になりました。
そのような時代の中でプラネックスから実用性よりも学習用を全面に押し出したギガビットのリピータハブが発売されました。インテリジェントな L2 スイッチや L3 スイッチであれば、ポートミラーリングを設定すればパケットキャプチャはできるわけですが、もっと手軽にという声に応えたということなんでしょうね。ちなみに設定することを厭わず、ポートミラーリングができればよいということであれば、NETGEAR の GS108E の方がより安価に手に入りますし、VLAN にも対応しているのでもっといろいろ勉強できます。
News Release|PLANEX|『FXG-05RPT』を発売
現在のハブはスイッチングハブが主流となり、パケットキャプチャなどを目的としてエンジニアが利用する機器が手軽に入手できない状況となっています。本製品は、ネットワークエンジニアやネットワーク技術を学ぶ学生などに向けたギガビットリピーター機能搭載のハブとなります。プラネックスではネットワーク機器の提供のみならず、ネットワークエンジニアやネットワーク技術の発展に貢献するモノづくりを推進しています。
† 参考
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