弥山は登山ルートが3つある*1らしいのですが、その中でも石段が多い大聖院コースで一気に奥の院まで行き、道を引き返して御山神社、山頂、不消霊火堂とまわってロープウェーで紅葉谷公園の方に下山するという作戦で行くことにしました。ロープウェーを使ったとしても、奥の院まで行こうとすると片道で1時間以上歩くことになるので、今回はこのルートで正解でした。
一般社団法人宮島観光協会|観光・登山モデルコース|歩いて登山 3ルート|
大聖院登山コ-スには「丁石[ちょうせき]」があり、一丁が109m、山頂までは二十四丁(約2.6km)です。途中の見晴らしはとても良いコ-スで、お地蔵様や御堂があり、信仰の深さがうかがえる道です。
「宮島の山は、海抜0mからの登山です。低い山だからと甘く見ないで下さい」と書かれているとおり、上り坂はかなりきついです。加えて大半が石段なので、靴底が薄い靴だと辛いと思います。所々に嚴島神社方面を見渡せる休憩スポットがあるので、景色を見ながらゆっくりと登るのもいいかもしれません。僕は前半から飛ばし過ぎたせいか山頂に着く頃にはバテバテという体たらくでした。
写真を取り忘れてしまったのですが、確かに道の所々に○○丁と書かれた石が建っていました。登っている最中は意味がまったく分からなかったので、ペース配分に丁石を生かすことはできなかったのが悔やまれるところです。
† 序盤~仁王門
ルートは序盤は白糸川の脇を登っていくことになりますが、平成17年台風14号の土石流*2の爪痕が生々しく残っていました。
† 仁王門~奥の院
仁王門から奥の院までは山を下って森に入っていくことになります。
途中で大きな角を持った鹿と鉢合わせしたりして驚きましたが、相手は基本的に草食動物なので向こうも驚いたのか一目散に逃げていってしまいました。
† 仁王門~山頂
山頂付近はこれまでの一気に趣が変わって、巨石がゴロゴロしています。
こんな感じで弥山は場所によって雰囲気が全く違うので最後まで飽きずに楽しめます。
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