ちょっとファイルサーバが必要になったので、前々から気になっていたNexentaStor*1 の Community Edition をインストールしてみました。FreeNAS は FreeBSD、Openfiler は Linux でしたが、この NexentaStor はOpenSolais がベースになっています。というわけで、ファイルシステムは ZFS というのが特徴ですかね。
NAS用の OS として商用版をリリースしているだけのことはあって、マニュアルは充実していてインストールで躓くところは殆どないと思います。
強いて言えば、日本語のリソースが少ないところが不安点かもしれませんが、下記のエントリは非常に参考になりました。
・NexentaStorインストール - tokuhy’s fraction
・NexentaStor Community Editionの初期設定的な何か - tokuhy’s fraction
ACLを細かく設定したりとか、スナップショットを定期的に取ったりする機能あったりと非常に多機能。しかも取ったスナップショットは CIFS からだと、シャドウコピーのように見えるのでなかなか便利です。昔、Linux + XFS でスナップショットを取ってシャドウコピーを有効にしたことがあったのですが、そのときの運用が非常に面倒だったので、この簡単さには少し拍子抜けしました。あとはそこそこパフォーマンスが出てくれるといいんですが、ベンチマークはまた後の機会に取ってみたいと思います。
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