壊れてしまったX220のキーボードですが、保証期間中なので一応サポートに電話を入れてみました。壊れてしまったのは O キーのツメの部分で、O キーを叩く度にキートップがめくれあがってしまう状態でした。
症状から預かり修理すると保証期間内でも有償になるが、(破損の詳細な内容を記録せずに)単にキーボードの不具合ということにすれば、無償で部品先送り対応が可能との回答でした。もちろんその場合は部品交換は自分で行わなければならず、その際にキーボード以外を壊したりすると、不正改造とみなされて通常の修理対応もできなくなる可能性がある旨のやんわりとした警告もありました。そもそもキーボードは消耗品であり、これまでにThinkPad のキーボード交換何度もやっているので、部品を送付してもらう事にしました。
† 交換方法
今日、そのパーツがやっと届いたのでキーボードを交換を行います。基本的にはThinkPad シリーズ共通のやり方と何ら変わりありません。まず、本体を裏返して、バッテリーを外します。その後、キーボードのアイコンがついているビス(2カ所)を外します。本体を上向きに戻すと、キーボードは既に固定用のビスが外されているので、キーボードモジュール全体をちょっと上の方にずらすことができます。そうするとキーボードモジュールをフレームから外す事ができます。キーボードはフィルム状のケーブルで本体と接続されているので、これをゆっくり外します。あとは新しいモジュールを取り外しとは逆の順番につけていけばOKです。
† 同じキーボードにも種類があるみたい
キーボードを付け替えてびっくりしたのは、キータッチが驚くほど前の物と違うことでしょうか。これまではちょっと剛性が足りなくてぺこぺこした感触で、打鍵音もカチャカチャとした音だったのですが、押下圧もちょっと強めになり、打鍵感も剛性感があるものに変わりました。打鍵音も重低音で、昔使っていた ThinkPad っぽいものです。
さすがに1年でこれほど劣化したとは思えないので、パーツをよく見てみると FRU が元々ついていた方は45N2102 、新しい方は45N2242 と番号が違います。改良版なのかと思って調べてみたら「【LaptopLabsレビュー】ThinkPad T420 その①-LaptopLIFE blog」のエントリによるとメーカーが違うんですね。初期搭載品は ALPS 製で交換品は NMB (ミネベア) 製のようです。NMB 製が僕の考える ThinkPad っぽい感じなだけなのかもしれませんけど。とにかく助かりました。
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