最近、あちこちに出没しているクマが、イノシシやシカなどと同様に指定管理鳥獣に指定される方向になったようです。
専門家会合というのは環境省のクマ類保護及び管理に関する検討会*1みたいですね。
「絶滅させようとしていない」保全への配慮も発信 クマ「指定管理鳥獣」へ - 産経ニュース
各地で人的被害を出したクマが、捕獲のしやすい「指定管理鳥獣」に指定される方向が決まった。クマは全国的に生息域が拡大し、市街地への進出、農作物の害が問題となっていた。環境省の専門家会合では、クマの保全にも配慮し人とクマの棲み分けを打ち出しており、今後はこうした姿勢の情報発信や、クマの生態を観察する人材の育成・確保などが必要な取り組みとなる。
ちなみにクマの駆除の話になると、どこからとなく湧いてくる「クマを殺すな!」という人たちに対する対応についても言及されています。
クマ類保護及び管理に関する検討会, "クマ類による被害防止に向けた対策方針(概要)," p.5, Feb. 2024.
(過度な苦情への対応)
○ クマ類の捕殺等に関して、関係自治体等に過剰な批判が寄せられており、捕殺の必要性等について科学的根拠を踏まえた情報、クマ類の生態等の発信の強化により、社会の理解を求めていく。
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