博士課程を修了した後の人材が現在どうなっているかを調査している NISTEP(科学技術・学術政策研究所)の博士人材追跡調査の第4次報告が公開されていました。
2015年に1次調査が公表されていましたが、その後も継続して実施されていたようです。
† 年収は 300~500 万円くらいのことが多い?
注目したいのは年収の部分。黄色の保健には1000 万円超の部分に山がありますが、これは医師や歯科医師が含まれているためなのであまり参考になりません。工学系だと「300~400万円」「400~500万円」が最頻値になっています。工学系の場合は元々が社会人のことも多いので、修了後の年収は会社員の場合には元々着いていたポストのままそれほど変化がない人も多いでしょうが、そのまま大学に残ったり、新卒で会社に入ったりするとそんな感じかもしれません。
ちなみに僕の場合、ポスドクの時は年俸 300 万円、任期付き助教の時は年俸 450 万円でした。常勤の身分でしたが、足りない分については「学外のことは関知しませんので、自分で何とかしてくださいと」言われていたので、1~2日くらいは普通に仕事をしたりしているような感じでしたね。
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