--------------------主にアウトドアで使用する場合、ダウンジャケットはどこのメーカーを選ぶべきか?。主観バリバリで、、、
「ダウンジャケットはモンベルの一択!」
金満人間御用達のカナダグースやモンクレールはもとより、芸能人に加えてヤンキーやチンピラもこぞって着ているノースフェイスは確かに定番ではあるけれどアウトドアラインも含めチャラ過ぎて欲しいとは全く思わないし、わざわざパタゴニアのダウンジャケットも無意味な気がしないでもない。
「何故みんなモンベル以外のダウンジャケットを欲しがるんだ?」
モンベルのダウンジャケットは費用対効果が高く機能も優れている。雪国なら自治体が補助金を出してモンベルのダウンジャケットを安く提供すりゃ良いのにと思う程(いや、これは大袈裟だな・・・)。
日帰り低山専科、雪山なんぞ技量がないからガイドさん付きのスノートレッキング以外はせいぜい3月初旬の残雪期の低山を目標とし、ほぼ無雪地帯ばかりを歩く人間、それを考慮して選んだのがモンベルの「ライトアルパインダウンパーカ」だ。
今となってはこの選択が間違い、大いに反省している。全てにおいて中途半端だったのがライトアルパインダウンパーカだったんだ。私の過ちはみんなの過ち?、ここでは「我々」と表現しよう。我々は次に挙げる3着のいずれかを選ぶべきなんだ。
1、パーマフロストライトダウンパーカ(or ジャケット)
ウィンドストッパーの防風機能が追加されており、縫い目にシーム処理を施していないので長時間の雨には耐えられないまでもメンブレンは防水透湿生地だから表面の撥水効果が少しでも残っていれば一般的な生地よりも遥かに悪天候に強い。但し、保温力は無雪地帯なら問題なかろうが、厳冬期の雪山だと微妙・・・。
2、アルパインダウンパーカ(or ジャケット)
手持ちのライトアルパインダウンパーカよりワンランク上、暖かさだけに言及すれば防風機能はないけれどダウン量が多いから体を暖かく包み込んでくれる。但し、表生地の撥水機能が薄れたら羽毛まで雨が侵入するので長く雨に打たれたらおしまい。
3、アルチプラノダウンパーカ(ジャケットタイプは存在しない)
900フィルパワーなので軽量な上、アルパインダウンパーカと同等の暖かさを持っている。ジャケットタイプがないのと上の2着よりも高価なのがデメリットであるが、少しでも荷物を軽く小さくしたい人はこれの一択かもしれない。アルパインダウンパーカ(or ジャケット)と同じく長雨には耐えられない。
用途に合わせて上の3つのうちどれかを選べば間違いはない!。
ケチケチ星人だから無駄なものは欲しくない。だからアウトドアウェアを買う時は吟味に吟味を重ねて「これだ!」と思うものを手に入れている。でもライトアルパインダウンパーカは失敗だったと断言して良いかな。暖かさが中途半端なんだな。
ぶっちゃけちゃおう!、ユニクロアウターダウン+α程度と考えてくれ給え!。古着で5~6千円で手に入れた記憶があり、それでユニクロ+αなら後悔までは行かないにせよ、ファストファッションブランドのダウンジャケットをすでに所持されている方には物足りなさを感じるのがライトアルパインダウンパーカ(or ジャケット)だろう。
手に入れてすぐに後悔しちまっていたのでそのままフリマサイトに流しちゃおうと考えていた。ところが全く使わないで売却するのも癪に障る。己を否定している事になる。ナルシシストだからそういうのが不快。どうせ古着、せっかく買ったのだからワンシーズンは着ようねと。
そう思ってからはチャリンコで使っていたりする。新しいチャリを買ってからそれまで車や電車で移動していたところをチャリで向かうようになった。とは言ってもマックス10Km。東京の平野部なら夜間でもインナーはロンTにモンベルのシャミースジャケットで十分。
時々気合い入れて走り過ぎて滝汗を流しそうになるけれどそんな時は中央のファスナーを大胆に開ける。チャリンコだから風が一気に入り込むけれど寒くなったらすぐに閉じりゃ済む。
チャリンコでの活用は結構頻繁。今シーズンは一番寒い時期にインフルエンザで3週間近く死んでいたから2回しか着用していないけれど、前シーズンは10回は着用したんじゃないかな?。
先にユニクロ+αと書いたけど言い換えるとユニクロダウンよりは暖かいのだから売却は中止!。無雪地帯の低山ハイクやチャリ用として使用する事にしよう!。
--------------------たらればだけれども、もし上述ライトアルパインダウンパーカでなく、アルパインダウンパーカを購入していたら手に入れていなかったのがモンベルの「パーマフロストダウンパーカ」だ。うちにある防寒着の中で最も暖かいかもしれない。
モンベルの中で登山などのアウトドアを目的としたダウンジャケット中ではトップクラスの暖かさを誇っており、これ以上を求めようとすると海外の4000メートル以上の山々を目指すようなアルピニストやオーロラや南極観光レベルのダウンジャケットになってくる。
アウトドア以外、タウンユースだったり極寒地への観光などに利用するダウンジャケットはパーマフロストダウンパーカよりも優れていて暖かいタイプがある。
雪国にお住まいの方、寒い地方への観光が多い方、はたまた単車乗りには完全防水されたタイプの方が有難られるだろうから、、、
パウダーランドパーカ
これがベストなのかな?。フロントジッパーにはフラップが付いているのでかなりの風圧が掛かっても雨は入り込まないと思う。フードが付いているからどうなんだろう?。単車に乗る際、フードがあっちゃ邪魔な気はする・・・。
街着、国内観光が主な用途ならアルパインラインではなくリバーシブルタイプの、、、
コロラドパーカ
使い勝手が良い筈だ。650フィルパワーだからダウンの性能は低いけれどその分、嵩量が多いのでパーマフロストライトダウンパーカと同等、もしくはそれ以上の暖かさがある(詳しくはモンベルの店員さんに尋ねてちょ!)。しかも無茶苦茶お安い!。もし私が畳んで携帯する必要のない街着、観光着としてダウンジャケットを選ぶのだったらコレ一択だ。
650フィルパワーと800フィルパワー、この差を大きいと主張する人もいるが、モンベルの公式サイトを見る限り、550フィルパワーのたかが30パーセントアップが800フィルパワーであり、650フィルパワーで嵩量も多いコロラドパーカは十分な性能がある。フィルパワーだけで大きな効果を期待するのなら900フィルパワーが必要になり、550フィルパワーから70パーセント増しの暖かさを持つ。
コラロドバーカでは寒いって方は上述の防水仕様のパウダーランドパーカの他に、、、
ローガンダウンパーカ
これは生地が分厚いせいもあるのか1Kg以上の重さ。嵩量も結構あるんじゃないかな。ワカサギ釣りとかバードウォッチングなどの静的アクティビティにも最適だろうし、極寒、吐く息が瞬時で凍りつくような地域の観光旅行でもアウターとして優秀に違いない。これだって3万6千円である。用途を考えるとコスパ最強。
手持ちのパーマフロストダウンパーカは東京平野部在住、かつ日帰り低山専科な人間にはオーバースペックだ。購入を検討している際、モンベルの店員さんと色々と用途について会話しており、、、
「パーマフロストダウンパーカは雪国への観光、登山においては雪山でキャンプ泊をするような人向け」
との事。
「アルパインラインのダウンで年に1度くらい低山スノートレッキングでの停滞時の防寒着として、また雪国を観光する時用に欲しい」
そう相談すると年一の低山スノートレッキングや観光ならアルパインダウンパーカ(or ジャケット)とアルチプラノダウンパーカを勧められた。やっぱりそうなんだよね。でもライトアルパインダウンパーカを持っているから、いっその事、ツーランク上の暖かさを持つパーマフロストダウンパーカじゃね?。店員さんの助言を無視して購入。
防寒着だから暖かいに越した事はないでしょう?。また日帰り低山専科だからこそリュックにもギリギリ詰められるサイズ&重量なのがこいつ。
おっと、新品を買ったんじゃないぞ!。ライトアルパインダウンパーカもそうだけどダウンジャケットを羽織る機会は少なく、特にパーマフロストダウンパーカになると1年に1~2回の着用。そんな頻度だから決して新品は買わない。モンベル店員さんの意見を踏まえ、ネットで古着を見つけてゲットしている。
公式サイトによると重量は558グラム。Mサイズ計測だろう。着用しているのはXLサイズなので650グラムくらいあるかと思われる。
かなりの重さではあるが、800フィルパワーでしょ?。だからコンプレッションさせて畳むと小さいとは言い難いけれど程々の大きさに収まってくれる。公共の交通機関を利用しての旅だと48Lのリュックを背負って行くし、観光プラスちょっとしたトレッキング程度の旅だからそんなに重たいダウンジャケットでもへっちゃら。なんだったら自宅からインナーを薄着にして着てっちゃえば良い。
日帰り低山専科であっても山の中で調理しない限り(クッカーやバーナーがなけりゃ)35Lクラスのリュックでもなんとか詰め込めるんだ。加えてパーマフロストダウンパーカの利点、フードを外せる。日帰り低山専科では停滞時の休憩時にしか使わないからフードは不要、だから取り外せばその分(ほんのちょっとだけど)軽くなるし、(ほんとのちょっとだけど)小さくまとまってくれる。
単純に35Lクラスのリュックで済むようなアウトドアアクティビティならリュックに無理矢理詰め込むからフードを外す、48Lを背負うのなら楽に詰められるのでフードを付けたまま、そんな感じかな。しかしそう何度もパーマフロストダウンパーカが必要になる旅はしない。これまでの利用は購入した2023年に福島は裏磐梯を旅した時のみ。
その旅ではコインロッカーに不要なものをぶち込んだり、ペラペラのアタックザックで観光、トレッキングをしたので常にパンパンな48Lリュックを背負っている訳じゃない。重たいのは全て背負っている初日の午前中と最終日の夕方だけ。
「購入して2年も経つの1度しか使っていないの?」
はい!。その通り!。普段使いでも数回しか着ていない。2023年の旅で断続的に2日間の着用、普段着として数回だから2年間でそうだな30時間も羽織っていないんじゃないかな。程度良好の古着だった事もあり今でも新品同様だ。
「なんて勿体無い!」
と言うなかれ!。今年2月下旬に2年前と同じく裏磐梯を訪れる予定だったのだよ!。当然防寒着としてパーマフロストダウンパーカを用意していた。ところが無念!。膝痛&強烈なインフルエンザに罹患しちまって旅そのものをキャンセル。怪我や病気で旅行をキャンセルしたのってこの世に生を受けて初めて。悔しかったねえ~。2年前には行けなかった磐梯山銅沼へのスノーシュートレッキングなどを予定していたのに・・・。宿にもガイドさんにも申し訳ない!。
いずれにせよ仮に予定通り裏磐梯の旅に出掛けたとしても2年に1回+αしか着ない、それがパーマフロストダウンパーカ。モンベルのダウンジャケットは他社と比較すると安価ではあるものの(しかも古着だし)、私の環境では費用対効果は極めて悪い。勿体無いからと言って東京の気候程度で頻繁な着用も望めないし・・・。
そもそも論として最初にライトアルパインダウンパーカを買っちまったのがいけなかったのだよ!。アルパインダウンパーカにしときゃ良かった。それと運が良かったのか悪かったのか、程度の良い安価なパーマフロストダウンパーカの古着を見つけちゃったからってのもある。
もし先にアルパインダウンパーカでウホホイと小躍り出来る価格の古着を見つけていれば当然そっちを買っていてダウンジャケットはそれ一着で終止だった筈。あるにはあったのだけど色が赤、赤のダウンジャケットはさすがに着たくない。
パーマフロストダウンパーカは極暖だから買って損をしたとは思っていない。いわば保険、来シーズンはキャンセルした裏磐梯旅行のリベンジがあるし、万が一って事もある。生きているうちに氷河期が来るかも知れない!。まぁ氷河期を期待するくらいだったら雪国に移住しろってか?。
--------------------上述、極暖のパーマフロストダウンパーカと同等の暖かさを持っているだろうと感じるのが「ミレーのダウンジャケット」。これがあるから上述、街着ダウンとして最適と書いたモンベルのコロラドパーカを買わずに済んでいる。
アウトドアに目覚めた2019年に知り合いの元山ノボラー氏からクリーニングが必要との事でランチ3日分くらいで譲り受けた。その時で10年以上前のモデルと言われていたからそれから6年が経過、恐らく20年近く前のモデル。よって商品名が不明。型番はタグに記載されているけれどネット検索しても商品名は出てこない。AIを駆使しても不明だった。フリマ系サイトや古着屋さんで幾つか見掛けたウェア(古着ショップでも商品名が不明みたい)なので当時そこそこ売れたダウンジャケットではあるようだ。
二昔前の代物なのでフィルパワーは600前後ってところだろう。パーマフロストダウンパーカが800だからこの数値だけ見るとパーマフロストダウンパーカの方が暖かい?。
いえいえ!。先に書いた通り、600フィルパワーと800フィルパワーでは30パーセント程度の違いしかなく、ダウンジャケットはフィルパワーの他に嵩量が重要。どれだけダウンが注入されているかである。ノースフェイスの現行ダウンジャケットでも街着ラインには600とか700フィルパワーのダウンが今でもあるんじゃなかろうか?。つまりどれだけモコモコしているかだ。どのメーカーでもモコモコパンパンな街着ラインのダウンジャケットのフィルパワーは800はないと思って良い。
パーマフロストダウンパーカは表地にゴアテックスウィンドストッパーが使われているので全ての風をシャットダウン出来るし、独自のボックス構造によってコールドスポットを持たないから極暖である事は間違いない。しかしこのミレーのダウンジャケットは表地、裏地とも厚手の生地が使われているので防風効果は高そうだし、重量もかなり。1Kgはないと思うけどダウンジャケットとしては重たい部類に入る。そりゃぁヌクヌクだって!。
但し、東京に住んでいるからパーマフロストダウンパーカも含め、ここまでヌクヌクのダウンジャケットなんて不要なのだな。しかもダウン量が多いので着るとパンパン!。若い世代はノースフェイスのパンパンなヌプシジャケットなど平気で着ているけれどオッサンからするとシルエット的に微妙。
当然、登山などの動的アウトドアアクティビティには重たくて畳んでも小さくならないから使えないし、街着としても鏡に映った自分を見ると、、、
「これから北欧でも旅するのかい?」
ってな具合だから街での着用には勇気がいる。このジャケットの唯一の使い方は・・・。
ライトアルパインダウンパーカの項で述べたのと同じくチャリンコを漕ぐ時。まぁほとんどはライトアルパインダウンパーカでまかなえるのだけど稀に夜間、チャリンコで外出する時がある。新型コロナ禍で身動きが取れなかった頃、夜散歩写真を頻繁に行っていて、何度かチャリでウロチョロする時に羽織っていた。
夜散歩写真ってのは周囲に人がいない、自分だけの空間を作る為に深夜、0時を過ぎてのスタートだから東京でも0度前後まで下がる時がある。そんな日でチャリンコを利用した夜散歩時に使っていた。その他、夜更かし中、深夜にコンビニに行く際にも時々思い出したように羽織る。出番としては限りなく少なくワンシーズン5回もない。それでも真冬雪国の観光もしくはアウトドアでの休憩時にしか使わないと決めているパーマフロストダウンパーカより出動回数は多いのだった。
主観で書くで~!。動的なアウトドアクティティでの停滞時の防寒着ならモンベルの一択。そして静的アウトドアアクティビティ(キャンプ、釣り、スポーツ観戦など)、街着、観光での着用ならフリマ系サイトでモンベルを含めアウトドアブランドの古着を選ぶのもひとつの手。
ちょろっとその手のサイトで検索してみたけれど5千円~1万円の商品も多い。ユニクロのダウンジャケットと同じ価格帯、そう考えると「程度が良ければ」、これが条件だけど5~10年前の有名アウトドアブランドのダウンジャケットの方が良い気がする。
注意点として安価な古着は汚いまま売られているものが多い。特にダウンジャケットは頻繁にクリーニングする代物ではないので首元、袖口、肘部分が汚れている商品が散見出来る。安価であってもその手は買うべきではない。私は潔癖でないけれどさすがに汚れの首輪が付いている状態で放出されているウェアは気持ちが悪い。仮にどうしても欲しいモデルで手に入れたとしたら即クリーニング屋さん行き。
しかしダウンジャケットのクリーニング代金は割高。ダウンの質(恐らくブランド)にもよるらしいのだけど5千円オーバーを考えなくちゃならない。元山ノボラーから手に入れたミレーのダウンジャケットが撥水加工込みのクリーニング代が5千円前後だったかな?。
となると5千円でゲット出来てもクリーニングを含めると1万円を越えちまうから状態が良くクリーニングが不要な商品を1万円未満で手に入れた方が賢い。それくらい出せば3~5年落のモンベルのヌクヌクなダウンジャケットも買える筈。
ここで紹介したライトアルパインダウンパーカが確か6千円、1万円前後で手に入れたパーマフロストダウンパーカ、どちらも旧モデル(モンベルはスタイルナンバーをチェックし、モンベルに問い合わせれば現行との違いを教えてくれる)。購入した2着は現行との違いを調べて気にならない程度の変更だったのでマジにお買い得だった。両方とも程度は良好、汚れや痛み、臭いも皆無!。一度もクリーニングに出していない。ノースフェイスの街着ラインのダウンジャケットは古着でもそこそこ高額だけどモンベルの古着ダウンジャケットはお安い!。
--------------------L.L.ビーンの「ストレッチプリマロフトパッカウェイジャケット」はプリマロフトゴールドとNASA開発のエアロジェル(エアロゲル)によるプリマロフトクロステクノロジーと言う断熱効果の高い化繊中綿の入ったインサレーションジャケットだ。
おおよそのメーカーでこの手のウェアをラインナップしていて、、、
「熱伝導率が低く、マイナス100度の冷気もへっちゃら」
こんな謳い文句ばかりを見せられる。私も購入前は大いに期待していた。洗濯が面倒なダウンジャケット要らねえじゃん!。ところが・・・。
ダウンジャケットと同じ!。嵩量が少なけりゃ断熱効果も弱い!。このストレッチプリマロフトパッカウェイジャケットは中綿60グラム、ペラいのだよ。こんなんでマイナス100度でも平気なのか?。0度でもヤバイんじゃね?。
色々と試した結果、アウトドアらしくレイヤリングするとメリノウールシャツにパタゴニアのR1、その上からこれを羽織ると気温5度で楽勝。気温0度なら歩いていれば問題なし、しかし風を受けながら突っ立っているだけだと寒い。
この寒さは首から来るんだ。襟が短くそこから冷気が入り込むのでネックウォーマーとセットで使えば気温0度で突っ立っていても根性を発揮すればギリ我慢出来るかな?。それでも所詮0度である。マイナス100度なんて嘘っぱち!。誇大も誇大!。
パタゴニアのDASパーカはプリマロフトクロステクノロジーの中綿が倍以上、133グラム入っているそうでマイナス20度くらいの山間部でもへっちゃらなようだ。色々なレビューを見る限り、日本の厳冬期の2000メートル級の雪山で着用しても寒くないみたい。
「では中綿60グラムのストレッチプリマロフトパッカウェイジャケットは雪山でも1000メートルクラスの低山だったら大丈夫かい?」
う~ん、多分無理。先に書いた通り、気温0度の停滞ではネックウォーマー必須でギリ我慢出来る程度。停滞時の防寒着として活用するのなら「無雪地帯の500メートル程度の低山(無風)」が関の山。要は真冬なら無風の高尾山ならギリなんとかなる程度。
無雪低山であっても真冬なら停滞時の防寒着はダウンジャケットに限る。冒頭でモンベルのライトアルパインダウンパーカは失敗した買い物だったと述べているけれどこの手のペラい化繊インサレーションジャケットより防寒力は高い。雨が降るとダウンジャケットはヤバイと言われるけれど雨が降る予報があったら山に入らなきゃ良いし、休憩などせずに行動食を食いながらとっとと下山だ。
ダウンジャケットと化繊中綿ジャケットの大きな違いとして前者は羽織った瞬間から暖かくなるのだけど化繊中綿ジャケットは体が冷えていたら暖かくなるのに時間が掛かるんだ。ましてや嵩量がないタイプ。防寒着は寒いから着る。寒いイコール体は発熱していないイコール薄手中綿ジャケットを羽織っても体温は上がらない。
言葉遊びのようだけど、ストレッチプリマロフトパッカウェイジャケットは0度でも首からの風をシャットアウトすれば「寒くはない」。ダウンジャケットは0度で同じく首からの風を防げば「暖かい」。この違いである。寒くはないって事は暖かくもないって事なんだな。気温0度の中、「寒くはない」、これは苦痛に近い。
さらには寒くはないけれど暖かくもない防寒着だと汗を掻いていたらヤバイ!。停滞時は体が熱を発しない。すると次第に汗冷えが始まるんだ。結果、冬山での停滞時の防寒着には決してならないんだな。
マイナス100度の冷気もシャットアウトするのに何故?、って思うでしょう?。私見だけど、このジャケット、割と透湿性が高い。極汗を掻いた後に羽織ると表地がしっとり濡れてくる。表面が濡れていると言う事はジャケット全体、中綿まで湿り切っている。
さらに透湿性を良くする為だろう、表地も裏地もほんの少し空気を通すタイプっぽい。風ピープーなら外から冷たい風が中綿まで侵入してくるし、内側は汗が水蒸気となって中綿にガンガンに付着しているだろうから長い時間の停滞だと裏地と中綿も冷えてくるんじゃなかろうか?。
ダウンジャケットは水分を多く含むとペチャンコになって断熱効果、保温効果が著しく失われる。化繊中綿は濡れても断熱効果はある程度維持すると言われているけれど汗でビショビショになったらダウンジャケットと同じく保温効果はなくなるんじゃないか?。断熱効果が高くとも裏地、中綿が汗による水分で冷えてしまうから寒さを感じてしまう。そんな気がするのだがどうだろう?。
よって用途はタウンユース。東京の気候なら真冬でもアンダーウェア+長袖シャツだけでも日中を過ごせる。夜でもそれで寒さはあまり感じないかな。深夜など気温がグッと下がったら中に薄手フリースを着込むだけ。
雨には弱い。生地は撥水加工はされているけれど長くは持たないし、どのみちフードがない。だから突然の雨に対応する為にバッグにラブのウィンドシェル、1時間限定雨合羽になってくれるヴァイタイルフーディをぶち込んでおけばパーフェクト!。
それと!、程良く汗抜けするので私のように写真を撮りながらチンタラ歩くようなハイキングどころかピクニックペースならアクティブインサレーションジャケットではないけれど十分に行動着としても使える。ベンチレーション機能はないので暑くなったらフロントジッパーを開けるしかないが、森林地帯なら風もそんなにピープーしないだろうから何とかなる。
関東の無雪地域の低山のチンタラ歩きなら12月ならアミアミ+ベースレイヤーにこいつ、1~2月だとウールベースレイヤー+R1エアくらいのインナーで丁度良い筈。
長所は2つ。デザインがスッキリしていてタウンユースに最適(胸ポケットもある!)なのとプライスだ。プリマロフトクロステクノロジーのウェアでは一番安いんじゃないか?。L.L.ビーンは年に何度か大幅値引きセールを行うのでそれに合わせて購入すれば1万円台で最新テクノロジーが手に入る。
ライバルは?。セール時のプライスを考えるとモンベルのU.L.サーマラップジャケットになるのかな?。このジャケットはモンベルでは行動着扱いだけれど暑がりさんだと蒸れるらしく、そう考えると保温力、汗抜けなど近い存在に思える。
--------------------同じくL.L.ビーンの「プリマロフトパッカウェイフードジャケット」、これは上述ストレッチプリマロフトパッカウェイジャケットのフーディ版(但しストレッチ生地ではない)。
どうして同じのようなウェアを買ったか?。う~ん、デザインかな?。ストレッチプリマロフトパッカウェイジャケットはタウンユース寄りのスッキリしたデザインだけどプリマロフトパッカウェイフードジャケットはアウトドアデザイン。とにかくカッコイイ!。
中綿の量は同じ、L.L.ビーン曰くストレッチプリマロフトパッカウェイジャケットよりも暖かいらしい。表地の裏地の違いじゃないかな?。ストレッチしない生地なので強固な生地が使われているからなのか、外からの風をしっかりと防いでくれる。
また、フーディータイプなのでフロントジップをトップまで上げれば襟が立つからフードを被らなくても風の侵入を最小限にとどめられるし、フードを被れば耳や頭部も守られる。それも含めて暖かいのだろう。
とは言っても両方交互に着用した結果、ストレッチプリマロフトパッカウェイジャケットよりちょっと暖かいかな?、その程度。勿論フロントジップを上まで上げれば首が守られるし、防風効果は高いから暖かいのは確かであるが、一番寒さを覚える肩から背中、腕に掛けて、そこはストレッチプリマロフトパッカウェイジャケットと大きな差はないように感じる。結局、内側から汗によって裏地がビショビショになってそれが冷たさの原因になるんじゃないかな?。
大きいサイズを選んだので中厚手以上のフリースや春、秋の装いならアウターの上から着られる利点があり、ストレッチプリマロフトパッカウェイジャケットは街で、こちらのプリマロフトパッカウェイフードジャケットは山や集落散策でレインジャケットやハードシェルジャケットの上から羽織ろうと考えた。
真冬の山での防寒着にするのならダウンジャケットの一択。でも登山にせよ観光旅行にせよ、春先や晩秋の季節なら防寒着として具合が良い。化繊ジャケットでも薄っぺら、内ポケットに収納するタイプで割と小さくまとまるんだ。ウェアの性能云々と言うよりもサイズアップしているから晩秋~初冬に掛けて、長い休憩時に肌寒さを感じた時にアウターの上から気軽にサクッと羽織れるメリットは大きい。
それと東京であってもさすがに2月にもなると夜は寒い。おうちでもそこそこ厚着をしているが、フリースを着ているのでそのまま外へ出ると風をもろに受けて寒い。そこでプリマロフトパッカウェイフードジャケットである。ワンサイズでっかいからサクッと羽織れるし、厚みがないので上半身がモコモコしないのが嬉しい。
紹介しているダウンジャケットは両方とも体にマッチしたサイズを購入しており、モコモコフリースの上からだとちょぴりきつい。寒いからと言ってダウンジャケットを用意するとわざわざフリースを脱がなくちゃならない。帰宅したらまたフリースを着直す・・・、これが面倒臭い!。
何しろ部屋着のパンツは裏フリースのジャージパンツ。風をガンガンに通すので冬はちょっとした外出でもパンツを穿き替えなくちゃならない。その作業すら溜息が出るくらいかったるいのだ。だからそれに加えてフリースを着脱するなんてウザった過ぎて・・・。
おっちょこちょいだから買い物をして帰宅、部屋着に着替えて一服、、、
「あっ!、いけねえ、あれを買うのを忘れた!」
このパターンが実に多い。そこでワンサイズ大きなプリマロフトパッカウェイフードジャケットである。厚着の部屋着のままこれを羽織って買い物に出掛けられる。
このウェアもセールではお安く買えたりするのとL.L.ビーンのウェアの共通点として、、、
「超~ビッグサイズも売っている」
プリマロフトパッカウェイフードジャケットではなんと「XXXL」、身幅が145センチだよ!。プロレスラーやお相撲さんクラスでも着られちゃう。アウターともなるとXXXLで身幅が150センチとかある。
フリースにせよアウターにせよかなりでっかいサイズまであるし、他にジャパンエディションやジャパンフィット(一部のウェアのみ)、トールフィットがある。ジャパンフィットと言っても日本人向けに一回り小さくしましたってんじゃなく、着丈、袖丈を日本人に合わせているだけで身幅はでかいサイズもある(どのウェアも最大サイズで130~135センチくらい)。トールは身長190センチ以上の人でも着られるように作られているようだ。パタゴニアにもコロンビアにもでかいサイズがあるけれどL.L.ビーンは飛び抜けている。
プリマロフトパッカウェイフードジャケットのライバルは?。セール時のお値段を考えればストレッチプリマロフトパッカウェイジャケットのライバルと一緒、パーカタイプだからズバリ、モンベルのU.L.サーマラップパーカだろう。
モンベルのU.L.サーマラップシリーズ、何故買わなかったかと言うと・・・。
まずひとつ!。レインジャケットのネタでも書いている。例によって連れがU.L.サーマラップパーカを所持しているからお揃いペアルックが嫌。
それに加えてカラーにもよるのだけど実際に店舗で見ると薄手だからこそのチープさが見て取れる。メンズで街でも着られそうな色となるとブラックだったりネイビーのダーク系、これが先日の通り、昼間からパチンコ屋に出入りするオッサンとか競馬や競艇場にたむろしているギャンブル依存症のような糞人間が着ているようなドカジャンに見えちゃう。
U.L.サーマラップシリーズがあまりにも貧相に見えたので他のメーカーで良さげが化繊中綿ジャケットがないものか?、と探し当てたのがストレッチプリマロフトパッカウェイジャケットでありプリマロフトパッカウェイフードジャケットなんだ。
モンベルの化繊中綿ジャケットの中でアウターとしてアウトドアでもタウンでも着こなせると思うのがフラットアイアンパーカだ。表地には防水生地が使われているから(縫い目にシーム処理していないので完全防水ではない)、悪天候に強いし、中綿の量がU.L.サーマラップシリーズよりも多いから貧相には見えないし、かつモコモコもしていない。
何年か前にそれを買おうとしたのだけど何故かカラーが悪過ぎる。毎年チェックしていても万能そうなのがブラックしかない。他は「私はアウトドアマンです!」、そんな発色とデザイン。USモデルでも同じ。ブラックしか使える色がない。かと言って大流行してみんなが着ているブラックを買うのもあまのじゃくな私としては耐え難い訳で・・・。
--------------------果たしてこれを防寒着と言って良いものか・・・。
うちにあるアウトドアウェアの中で唯一、アクティブインサレーションウェアと呼ばれるのがポーラテックのアルファを中綿に持つミレーの「アルファライトスウェットIIジャケット」だ。
表生地と裏地にサンドされているから中綿と言えば中綿ではあるけれどペラペラ、中にたたみいわしが入っていると想像して頂ければ判りやすい。そんな薄さと目の粗い中綿だから防寒着としては疑問を持つ。あくまでも行動着。春と秋には活躍してくれそう。
購入前から公式サイトや様々なレビュー記事を見ており、薄手だと判っていたものの、いざおうちにこれがやってきた時は、、、
「まじに薄いなぁ~。こんなの活躍出来る場なんぞあるのか?」
活躍の場はある。しかしこの程度のアクティブインサレーションジャケットならば他のウェアで代替出来と言えば出来る。汗抜けが良い事からそれこそパタゴニアのR1シリーズで良いっちゃ良い。
デザインがアウトドアウェアらしくなくすっきりしているのと特に表地がスベスベで柔らかく肌触りが最高、日常でカーディガン代わりに使うのにも適している。実際にアウトドアでの着用は昨年晩秋に一度だけ、でも日常ではインナーにこれを何度も着用している。
ミレーではインサレーションペアリングなるインサレーションジャケットの重ね着を提唱しているようで、冬季の登山ではアミアミ(+α、ワッフルウールフーディとか?)、アルファライトスウェットIIジャケット、ブリーズバリヤートイIIジャケット、そんなレイヤリングを推しているみたい。確かにそのレイヤリングは理に適っている。
なるほど!、アルファライトスウェットIIジャケットの表地がスベスベなのはその上からブリーズバリヤートイIIジャケットを羽織る為なんだな!。ブリーズバリヤートイIIジャケットの裏地はポーラテックのアルファダイレクトに似たスルーウォーム(粗く編んだフリースを毛羽立たさせたようなモヘアのような素材)が剥き出しになっているからインナーには摩擦力の少ないウェアが適しているんだ。
しかし・・・、であったらアルファライトスウェットIIジャケットの上に手持ちのパタゴニアのR2テックフェイスジャケットで良いのだよね。ブリーズバリヤートイIIジャケットの方が雨、風に強いけれど暖かさはきっと同じくらいだろう。
そしてそんな事を言い出すとアルファライトスウェットIIジャケットも不要になる。R1エアやR1ジャケットを持っているのだからR1 On R2、って事にもなっちまうのだった。
初めにブリーズバリヤートイIIジャケットを買った人が、、、
「これだけでは寒い、中にフリースだと摩擦で着脱が面倒そう・・・」
きっとそんな人に最適なのがアルファライトスウェットIIジャケットなんじゃなかろうか?。
買っちゃったもんはしょ~がないし、糞安く購入しているので後悔と言う程ではない。なんて言うかな、、、
「こいつをいつ着てやったら真価を発揮出来るのだろう?」
そんな思考になって割と楽しい。もう4月、これがマッチする時期になった。
欠点は表地が柔らかくてスベスベだから行動着として万能ではない事。荒れた岩場、藪漕ぎなんてした日にはボロボロになっちまう筈。木の幹などに擦っただけでも生地が痛みそう。やっぱり街着としてカーディガン代わりにするのが最適なんじゃないか?。
もう1つ欠点があるね。定価が不愉快なくらいに高い!。為替の影響で以前より高くなっているだろうけどこんなものが23100円!。年末年始のセールでも16170円!。そうだなぁ、価値としてはその半額の8000円、ミレーブランドの付加価値を付けても12000円だって!。
まぁそんな事を言い出すときりがなく、パタゴニアだって高額だし、さらにその上、どう考えてもボッタクリ価格でしかないアークテリクスなんて私のようなケチケチ星人には買えない。
--------------------他に3着所有している。どれも今では手に入れようと思ってもほぼ不可能だろうから簡単な解説にとどめよう。
ミレーのダウンジャケットと一緒にただみたいな金額で譲り受けた一昔以上の古いノースフェイスのポーラテック化繊インサレーションジャケット。汚れが目立ったない色だったり、一昔以上前とは言えポーラテック中綿、十分に暖かく、ワンマイルウェアとして大活躍している。
ジャケットタイプなので首から風が入り込んでくるけれど上述L.L.ビーンのストレッチプリマロフトパッカウェイジャケットと同等以上の暖かさがある。勿論、古いタイプのインサレーションジャケットなのでその分、厚手になっているけれどダウンジャケット程モコモコしていないから気楽に羽織れるのが良い。
キャラバンが代理店だった時代のジャック・ウルフスキンの薄手化繊インサレーションジャケット。在庫一掃セールで爆安で手に入れている。ジャック・ウルフスキンはテクノロジーに訴えるようなブランドではなく、アクティブインサレーションではないのだけれど何しろペラペラだから冬のウォーキングやジョギングで何度かテストをし、透湿性が高いと感じアウトドアでの行動着として使えそうだと判断、次のシーズンで試そうと思っている。
同じくジャック・ウルフスキンから化繊インサレーションパーカ。極寒地用で表生地がかなり頑丈なハードシェルジャケットにこれでもかってくらい化繊中綿を詰めているようなパーカ。全天候型で表地には防水透湿メンブレンが張り付けてあるようだけれど何しろ周回遅れのテクノロジーしか持っていないジャック・ウルフスキン、大した性能ではなく、普段着として使うには暑がりの私には不向き。
インナーにロンT1枚で東京都心部なら真冬の深夜帯でもへっちゃら。でもそういうレイヤリングは屋内に入ったらどうしようもなく、買ったは良いけれどほとんど着用していない。定価だったら決して買わないウェアだ。在庫一層セールで70パーセント以上引かれたプライスで手に入れたから後悔はしていない。単に着る機会がないってだけ・・・。
温暖化の影響なのかここ何年も暖かい冬を過ごしている。平均すると平年と大きな違いはないらしいけれど体感的には温暖。もうちょっと寒くなってくれるとウィンターウェアで楽しくオシャレが出来るのだけどね。東京平野部でもせめてワンシーズンに何度かしっかりと雪が積もるとか、夜も21時を回れば0度前後になるとか、そんな天候になってくれない限り、ダウンにせよ化繊中綿タイプにせよ、着用機会がほとんどないのが残念。雪のある地方に引っ越す訳にも行かないし、雪山を攻める技量もなく・・・。
都内でも初心者でも行けるような雪山は存在する。奥多摩の山々だったり、三頭山だったり。次のシーズンではそういうところに行こうかな。人気の山なら踏み跡もちゃんとあるだろうし、新雪一番乗りでない限り、オッサン体力でも行けそうだ。
頂上を目指す必要もなかったりする。霧氷(樹氷?)を見られれば満足だし、チェーンスパイクや簡易アイゼン(4本爪を所持)を使って、そして冬のアウトドアウェアを着てナルシシストになって雪山の雰囲気を楽しむだけ。これなら雪山ド素人でもガイドさん不要で死なない程度に楽しめるでしょう?。近頃は冬眠しない熊さんもいるらしいけれど、ある程度人が入り込んでいる山なら遭遇する可能性も低くなる。
そんな妄想(一応目標かな?)に耽りつつ、もう春である・・・。
--------------------結論として・・・。
厳冬期の雪山を除けば冬のアウトドアクティビティにおいて停滞時(休憩時)に便利でしかも安価なインサレーションジャケットはモンベルの「アルパインダウンパーカ」、これで決まりでしょう。これを所持していれば他は不要。
そして街着にするのなら・・・。
雪国の人はモコモコなアウターダウンジャケットを選ぶべきだろうけど雪が降ると予報されても全く積もってくれないような無雪地帯に住んでいるのならおうちで好き勝手にガンガン洗濯出来る化繊中綿タイプのインサレーションジャケットを選ぶのが良いのだろう。
注意点としては近頃はアクティブタイプの化繊インサレーションジャケットが流行っているので中綿が入っているとは言えペラペラタイプが多い。アクティブインサレーションタイプの古株であるモンベルのU.L.サーマラップパーカ&ジャケットは防寒着として成立させるのなら春と秋。決して冬用防寒着ではない。あくまでも冬用行動着である。
街着としてインサレーションジャケットを着用するのなら風を防いでくれるアウタージャケットを所持している場合、インナーダウンジャケットを選ぶべきなんじゃないかと思うようになった。フリースやセーターの代替ですな。
モンベルから幾つか選べるけれど一昨年知ったブランド「TAION(タイオン)」、日本のメーカーならしい。ここはインナーダウン専門のブランドのようでフィルパワーは800に統一しており、品質は良いみたい。しかも安価なのですよ!。ここから選ぶ方が賢いんじゃないかな?。
ただね~、公式サイトを覗くとゲンナリする。商品が大量にあるんだ。沢山あり過ぎて見ているだけでイラッとしてくる。どれを選んで良いのか、どれが優れているのか、皆目見当がつかない。メンズだけで選ぶと「ちっ!、これだけかよ!」と思ってしまう。しかしユニセックス物が大量にあるのだな。
ダウンベストだったら買っても良いな~、と思ったけれどまぁ仰山あって!。最初の10着くらいは商品ページに飛んで詳細を確認したけれど、そこで断念。またインナーダウン専門とうたっている癖にパーカタイプがやコートタイプがあり、それってアウターじゃね?、と思ったり・・・。
でもとにかくお安い!。レディースはユニセックスを含めるとメンズよりも商品が豊富だし、3XLまであるようでおでぶちゃんにも優しい。女性とおデブちゃんは一度はチェックスべきかと思う。気になる方は公式サイトに飛んでみてちょ!。でも相当な根性が必要ですぜ!。根性さえあれば己に最良のインナーダウンを得られるだろう。
と言う事で本日はおしまい。