舞台は、人間と妖怪が交錯する不思議な街。
人間はその存在にすら気付いていないが、妖怪は街のあちこちに潜んでいる。
中でも、主人公は「死神」という特殊な仕事をしている。
死神は、人間の死を扱うことを仕事とする職業。
会社組織のように、規模も様々な組織・派閥がある。
主人公は黄泉社という会社に所属しており、日夜、死神の仕事として人間から命を奪っていた。
季節は冬。
主人公は仕事をこなしながらも、いつもと変わらない平穏な日々を送っていた。
しかし最近、葬頭社という組織が、死神として目に余る所業を犯しているという噂がたつ。
街中で堂々と妖術を使ったり、一人を殺すためにビル一つ破壊したりするという。
同じ死神として、放置しておくわけにはいかない。
黄泉社と、普段は敵対している菊塵社が、今回だけ手を組むこととなる。
葬頭社の行いを正すため、敵ながら協力関係を結ぶ2社。
慣れない協力関係に戸惑いもありつつ、
黄泉社と菊塵社は、新興勢力に対抗していくが——。
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