2008年8月21日に発売された、剣風帖と朧綺譚の内容を一本にまとめたニンテンドーDS用リメイク版。ソフトのみの通常版に加え、魔人シリーズ10周年記念として、荒俣宏が作中の舞台を解説するDVDやビジュアルブックなどを同梱した限定版も同時発売。
主な変更点は以下の通り。
剣風帖のメインストーリーをクリア後、すぐに朧綺譚の内容が楽しめるようになっている。PS版では独立して管理されていたシステムセーブデータの扱いも共通化。
DSの特徴である上下2画面とタッチパネルを活かし、上をメイン画面、下を操作系・情報系の表示画面と分割することによって、操作性と視認性が向上。各種情報の表示デザイン自体も改良されている。
PS版では主に水彩画の取り込みが中心であったグラフィックが、全て外法帖以降の作品と同様の、より陰影のはっきりしたデジタル彩色で完全に描き直されている。また、PS版ではシミュレーションパートの攻撃シーンのみキャラクターの画風が違うことが不評であったが、この点についても改善されている。
全てのキャラクターの表情がアニメーション化され、瞬きから大きな動きまで、そのパターン総枚数は約5000枚にも上る。
アランなど、特定のテーマ曲を持たない一部のキャラクターについて、外法帖に登場した祖先からテーマ曲を引用。
各話の最後に、やなせななの楽曲「七夕」を用いたエンディングを追加。
なお、キャラクターの音声についても当初は全て録り直される予定であったが、出演者たちの「10年前に演じた証として残したい」という意向により、PS版のものがそのまま使用されることとなった。
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