ひと回り年下の航平と順調にお付き合いしているつぼみ。
航平の誕生日を祝うつぼみだったが、まだ20代な彼に引け目を感じてしまう。
それでも、たくさん言葉や愛情、自信を与えてくれた彼と、
将来を見据えて二人で支え合って生きていきたいと考える。
そうして、ついに彼の実家へご挨拶に向かうことに──。
彼を傷つけたくなくて、困らせたくなくて、口に出さないようにしてきたけど、
年齢差や周囲の目はこれからもずっとついて回る……。
『お互いを守りたいのなら、私たちこそちゃんと向き合わないといけなかったんだ』
話したい。これからのこと、もっとちゃんと────。
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