音羽ひのき、安谷屋つぶら、栗須エマの3人が最終組で激しい首位争いを展開
してきた「九州女子選手権」最終日。台風並みの強風と互いを意識する中で3人
が軒並みスコアを崩し、ついに後半14番でエマが逆転で単独首位に立つ。そん
な中、ひとつ前の組でのびのびとプレーしスコアの伸ばしたとんぼも3人の争い
に割って入ることに。左足のケガが痛んでスウィングさえままならず抜け出せ
ないエマに対して、どうしても勝ちたいひのきとつぶらが執念のプレーで食ら
いつき、とんぼもさらに「勝ちたい」という強い意識を前面に押し出す。
すると、最終盤までもつれた優勝争いは、意外な結末を迎えるのだった……。
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