運命のいたずらに秘められた"メッセージ"とは
礼拝堂にて……あなたは茫然と立ち尽くしていた。
ゲームの世界で、ウェディングドレスを着ていて……!?

初対面のはずのレグルス国王陛下は、とんでもないことを口にした。

「私のことを忘れた、などと……王の私を怒らせたな。
　許さぬぞ。君の体に、淫らな懲罰を与えねばなるまい」

　――な、なぜ!?　理不尽が過ぎる!

「王に一生犯される終身刑か、
　王に一生愛を誓うキスを交わすか。選ぶがよい」

　――それって、どっちにしろ……

「そ、そうだ。キスの言い訳だ……」

　深すぎる愛欲に溺れて、息もできない……。

【第三の悪役】、登場。
「世界を統べる王の座と、彼女を……僕がもらってあげる♪」
「――これで、俺の愛したオリジナルの彼女そのものになった、ってわけだ」

CV : 一条ひらめ・一人三役
■レグルス――【国王 : レグレス・オーセン・ゾディアーク】(CV:一条ひらめ)
　末弟レオの死は、レグルスの心に深い傷を残していた。
　義弟ダンデとの溝は埋まり、二人の絆を固いものとした。
　いよいよ公爵令嬢との結婚式を執り行うところだったが……。

■レオ――――【第三王子 : レオ・ニス・ゾディアーク】(CV:一条ひらめ)
　レグルスによく似ているが、性格は内向的で人見知り。
　心を許した相手にはとてもよくなつく。
　いたずら好きな面もあり、それが災いして命を落とした、……はずだった。

■悪役令嬢(あなた)
　千年に一度の美しさとうたわれる公爵令嬢。
　ディルアーバイン帝国のレグルス国王と結婚式を迎える、
　……という設定のヒロインになっていて!?