シリーズ累計23万部突破の『君に恋をするなんて、ありえないはずだった』の著者、デビュー作がついに文庫化!
内定を取り消され将来の不安に苛まれる大学生・行成と、引っ越してきたばかりで周りに馴染めずにいる小学生・マサキ。
それぞれの悩みを抱えるふたりは、偶然知り合ったのち、近所に住む歳の離れた友人として徐々に親交を深めていく。
しかし行成が「可愛らしい男の子」だとばかり思い込んでいたマサキは、実はれっきとした女の子だった。
マサキはそのことを打ち明けられないまま行成に恋心を抱き始めてしまい……。
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