2000年から2001年にかけて単行本描き下ろしで発表された、松浦まさふみによるコミック作品。「アウターガンダム」シリーズを描いた松浦まさふみにより、0083本編を再構成した作品になっている。

　1991年から1992年にリリースされたOVAのメディアミックスとして描かれた作品でなく、後の2000年になって刊行されたコミックスである。雑誌連載されていたものを単行本化したものではなく、単行本として描き下ろされた作品でもある。2000年末に第1巻として地上編が、2001年末には第2巻として宇宙編が刊行された。

　メカニック描写は刊行当時の最新のデザイン設定(ガンプラMGやHGUC版)に基づいており、更にはコミックス用に書かれた「ソロモンの悪夢編」など新エピソードを加えた完全描き下ろしとなっている。ガンプラでカトキハジメにより新たに設定されたGP03のコアファイターが登場したり、OVAとは異なる新たなるクライマックス、新たなる解釈による新作シーンを加えたコミカライズ作品。

　本作の終盤に登場するデンドロビウムは、機首の形状が松浦まさふみオリジナルのデザインになっている。このデザインの改変は、カトキハジメの許諾を得て行われている。