謎の多い日本古代史の「庶民の生活文化の起源」や「古代国家の成立」などを、当時東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所長だった岡正雄の指導でまとめ、それにフィクションを交えたドキュメンタリー風の歴史ファンタジーアニメ。アニメーションと実写映像で構成されていた。
物語は、「1000年生きる」と言われる河童が自身の目で見てきた古代史を語る形で進行。この河童の原画は、漫画家の馬場のぼるが担当した。本作の脚本と演出を担当した山本暎一は、1978年に同じく日本テレビ製作のドキュメンタリー番組『日立ドキュメンタリー すばらしい世界旅行』内で放送された単発アニメ『恐竜王国の興亡』も手掛けた。
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