ナムコの『源平討魔伝』と似ているためよく比較される和風アクションゲーム。
類似点が多かったため当時は物議をかもした作品ではあったが、ゲーム自体の質は上々で今も評価が高い。
2Dアクションシーンに加えて3Dダンジョンもあるなどこの時代特有のコナミお得意の骨太なアクションゲームに仕上がっている。
また、ゲームカセットを入れる外箱にもちょっとしたギミックが施されており見る角度によってまるでホログラムのように、2種類のイラストが切り替わるという非常に凝られた仕様で、コナミの遊び心が伝わってくるようだ。
ゲーム自体はこの作品限りで続編などは一切作られなかったものの「コナミワイワイワールド」シリーズへの参戦、『オトメディウスX』では主人公月風魔をモチーフにした子孫が出演するなど、外部作品への露出は結構多い。
またカードゲームである「遊戯王」シリーズや『悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair』では月風魔に加えて、ラスボスの龍骨鬼も揃って競演を果たしていたりもする。
サントラは数曲分のみ収録されたものしか販売されていなかったが、
2015年8月21日発売の『コナミ・ファミコン・クロニクル Vol.3』にて全曲収録される事になった。
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