「俺、ラーメンで町を賑やかにしたい。頑張るばい!」
きゅっとバンダナを締めて出汁を取り始めたのは、とある地方の一人の青年。毎日、豚骨スープに合う麺を研究したり、はたまた別のスープで攻めるか試行錯誤したり。 いっそ豚を育てることも視野に入れつつ、奮闘の日々を送ります。そんな青年の努力が実り、どんどんお店は大きくなり、いよいよラーメン館を建設することに。
「ウチも大きくなりよった。他の県の人にも俺のラーメンの味知ってほしか!旅に出るから店は任せるったい!」
青年は全国ラーメン巡りの旅に出発します。 そして、行く先々で、ライバル店と競争したり、一緒にラーメン祭を開いたりもしました。
「なまらおいしい!」「おいしどすなぁ」「ンナァァ~~めっちゃうまいやん!ズルルッズズッゴフッゴホッ」
青年は全国各地の人々の笑顔を見て、日記にこうしたためます。
「笑顔もラーメンも大好きだ。この仕事して良かったと!」
数年後、店は全国に名を轟かす有名ラーメン店へと成長するのでした。
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