「すくぅ~る・らぶっ!」の主人公「高翔 璃遠」が自分の将来やりたいことを見つけに一ヶ月という期限付きで紅葉学園にやってきた、あの夏。
同じ時、一ヶ月という期限を課せられたもう一人の青年がいた。
それが今作の主人公「阿倍 晴(あべ はる)」である。 彼には、他人には言えない秘密があった。
彼の家系の男には、不思議な『力』が宿り、その『力』が彼にも宿っているのだ。いわゆる超能力者。しかし、その能力には欠点があった。――『副作用』の存在である。
この『力』の『副作用』は大きく、脳に大きな負担がかかるという大きな欠陥を持っていた。例えば、軽い物を動かしただけで頭痛。重い物を動かすと気絶して、ぶっ倒れる(情けない…)。あり得ないくらい重い物を動かすと何日か昏睡に陥るというものである。
本人曰く「鉛筆一本動かすのに、死ぬほどの頭痛を我慢するよりは、手で運んだ方が早い。」
そんな彼に突然転機が訪れる。 ある日、とっさに軽く『力』を使ったところ、ありえないくらい大きな『副作用』が彼を襲ったのである。
時を同じくして、仕事で留守がちな主人公の父親が半年ぶりに帰宅。父の『力』の一つである占いで主人公の運命がこの一ヶ月の間に大きな変動があると出たという。この後、一ヶ月の間に主人公の秘密である『力』の存在を「本当に信頼できるパートナー」に知ってもらわないと『力』の『副作用』が強まり、下手をすれば死に至るとの父の言葉。
一ヶ月という長いようで短い期間、彼を待ち受けている物語はどのようなものなのでしょう?
平凡でちょっと非凡な主人公が織りなす、「すくぅ~る・らぶっ!」の続編。
――語られていない物語はまだ存在する。 「萌えハニ学園アドベンチャー」再び。
more...大家将 すくぅ~るらぶっ!2~恋するパフェちっく~ 标注为