結婚して20年になる上島通子(木村佳乃)は、料亭の御曹司で板長を務める夫・旬平(萩原聖人)のもとに嫁ぎ、専業主婦として2人の子どもにも恵まれ平穏な日々を送っていた。
そんな通子の前に、ある日突然、夫の愛人と名乗る女・矢萩多衣(水野美紀)が「ご主人をいただきにまいりました」と言って、現れる。多衣は通子に夫の署名入りの離婚届を突きつけ、さらに夫の母である亡き姑は自分たちの関係を歓迎していたという驚きの事実を明かす。
思いもよらない出来事に困惑する通子だったが、次第に夫を奪った女と激しくぶつかり合い、時には共闘しながら、強く、美しく、そして恐ろしく“変身”していく。
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