百年節の時期が迫り、主人公・太郎は「交わりの地」へと向かう。
世界を救うため、真の益荒男(ますらお)となり、
儀式を成就させる為に・・・・。
百年に一度、
大地に人間の精を与えることによって自然環境を維持している世界。
山奥にある女性器型の岩と性交する、それが百年節の儀式である。
そして、その百年節の末期、自然の荒廃が進んでいる時代で―――。
百年節の時期が迫り、主人公・太郎は、儀式を行う
「益荒男(ますらお)」として、護衛役の くの一、
七巴を伴い交わりの地への旅に出る。
しかし、太郎は未だ精通さえしていない身。
一ヶ月間の旅路を通じて、太郎は儀式を果せる真の益荒男に成長できるのか?
そして、道中には、太郎たちを襲撃する忍者、
阿修羅谷十三人衆が様々な忍術、幻術を使い二人の行く手を阻まんとする。
深手を負いながらも、敵の猛攻から太郎を護るために立ち上がり、
戦い続ける護衛の七巴。
女陰岩を目前に立ちはだかる冥府魔道皇。
果たして太郎は、見事益荒男となって、この世界を再生できるのであろうか?
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