主人公・井ノ原純は、サラリーマンの父と二人暮らし。毎日、平凡な日々を過ごしていた。
そんなある日、父が長期の出張で家を留守することになった。
純は幼少の頃から父と分担して家事なども行っていたので、それほど困ることはないと思ったが……。
父の出張当日。その日もいつもと変わらず学校から帰ってくると、玄関の前に見知らぬ女性が立っていた。聞くところによると、彼女は家政婦紹介所から派遣されて来たらしい。
そんな話は一切聞かされていない純がとりあえず家に入ると、テーブルの上に一枚のメモ紙が……
“ひとりじゃ寂しいと思ったから家政婦を雇った。いっぱい甘えさせてもらえ”
たった一行、父からの手紙にはそう書いてあった。
「いったい、家政婦さんに何をお願いすればいいのだろう……」そんなことを純が考えていると、突然チャイムが鳴った。
純が玄関に向かうと、そこにはまた見知らぬ女性が。しかもふたり。
彼女たちも家政婦として、この家にやって来たというのだ。
一気に3人もの女性が家政婦さんに……しかも住み込みで。
父が間違えて雇ったのか……それとも意図的なのかは定かではない。
しかしひとつだけ間違いないことがあった。それは3人ともすごく美人だということ。
こうして、突然始まった家政婦さんたちとの同居生活。
いったいどんな展開が待っているのか……。