「君の人生には物語が足りない」
平穏な日常に満足している主人公・高科(タカシナ)は、クラスメイトの白岸ひまりにわかり辛いいちゃもんをつけられる。
散々罵られた後、
「何か問題に直面したら、君の人生は彩られ、君もきっと人間らしくなる。だから私は『君に問題を突き付ける』」
そんな言葉を残して去っていく白岸。
翌日高科が登校すると、机の上に乾燥ひじきが山と盛られていた。高科は叫ぶ。
「ただの嫌がらせじゃねーか!!」
高科は白岸ひまりの元へと駆ける。
雨がしとしとと降り続く5月。
彼は白岸ひまりの『企み』へと足を踏み入れる。
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