屋久島に住むヒロイン、日高満天(まんてん)が鹿児島でバスガイドになるために島を出るところから物語はスタートする。
その後、物語の舞台は大阪などに移り気象予報士をするための勉強をする。
そんな中で漁船の遭難で行方不明になっていた父と再会するなどの出来事を通し、最終的には満天は宇宙飛行士になり、宇宙からの天気予報を伝えるようになる。「電子・光学等のセンサー全盛の時代に宇宙から人間が天気予報をすること」にどれだけの意味・値打ちがあるのかと作中でも疑問が提示されるが、満天が自分の言葉で惑星・地球の美しさを伝えようとしたこころが、日本の子供たちに確実に根付いていることを感じさせて、物語は終了する。
more...