【PS版】
伝説のX68000版『悪魔城ドラキュラ』が復活!完全移植の「オリジナルモード」はもちろん、グラフィックやサウンド、難易度を変更した「アレンジモード」も搭載され、ファンも納得の充実ぶりだ。
【X68000版】
過去に2度だけ、パソコン用ソフトとして発売された『悪魔城ドラキュラ』のふたつめは、シャープの高性能パソコン・X68000版だ。X68000はパソコンでありながら、強力なグラフィック機能、音楽機能を搭載。当時発売されていたスーパーファミコン、メガドライブ凌ぐ性能を誇り、優秀なゲームが数多く発売された。このX68000版はタイトルが示すように、元祖ファミコン版の設定を受け継ぐ、リニューアル版といったおもむき。しかし、同じに見えるのは序盤と終盤ぐらいであり、ステージ2以降は設定だけ引き継ぎ、まったくの別のゲームとなっている。システムはファミコン版とほぼ同じだが、ジャンプ中に下方向へのムチ攻撃が可能だったり、体力を回復するスペシャルアイテムが追加されていたりする。
機種自体がマニア向けのため、難易度もかなり高く設定されていて、遊び応えは十分。今ではパソコン、ソフトともに入手困難だが、X68000版はのちに『悪魔城年代記』としてプレイステーション版が発売されている。
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