"ケイゾク"と呼ばれる、迷宮入りした事件を担当する警視庁捜査一課弐係(架空の部署)に配属された、東大卒のキャリア警察官僚柴田純と、元公安の叩き上げ刑事真山徹が難事件を解決していくミステリードラマ。シリーズ前半は持ち込まれる事件を解決する刑事物としてオーソドックスな一話完結のスタイルを採りつつ、シリーズ後半に向けての伏線を少しずつ散りばめていく。シリーズ後半では真山と快楽殺人犯朝倉の因縁を巡る物語を展開させるという構成となっている。
警察の実情とは異なる設定が多いほか、これまでの刑事ドラマと比べ無機質で暗鬱とした雰囲気を醸し出しており、堤幸彦による演出スタイルは新鮮さと特異性に溢れていた。
TV版オープニングはフラッシュバック映像を利用した独特のスタイルで、各話のヒントに相当するカットが含まれている[1]。
タイトルの『ケイゾク』は「現在も鋭意"継続"捜査中である」という事に由来している。
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