大正十二年、作家・菊池寛が創刊した雑誌「文藝春秋」は、太平洋戦争後、伝説の名編集長・池島信平によって〝国民雑誌〟へと成長。企業としての文藝春秋は、雑誌から書籍、文庫、新書へと順調に事業の幅を広げ、真に個性ある版元として、出版界に確固たる存在感を示しています。

社創立100周年を目前に、活字からデジタルへと、表現の舞台が広がる現代にあっても、「自由な心持」で語りたいという創設者のスピリットは、文藝春秋のDNAとして脈々と受け継がれています。

雑誌「文藝春秋」の創刊から約100年。総合出版社として歩を進めてきた当社は、雑誌、書籍の発行を軸に、さまざまな事業を展開しています。その活動を支えているのは、社員 一人ひとりの情熱と、執筆者、読者とのかけがえのない絆。知られざる情報を伝え、心揺さぶる作品を届ける。文藝春秋の出版活動が、耳目を集める所以です。