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二葉亭四迷《浮云》序文拆解分析


#1 - 2024-12-14 15:20
Mashiroyes(爱好日语文学。)
原文:
薔薇の花は頭(かしら)に咲て活人は絵となる世の中独り文章而已は黴の生えた陳奮翰の四角張りたるに頰返しを附けかね又は舌足らずの物言を学びて口に涎を流すは拙しこれはどうでも言文一途の事だと思立ては矢も楯もなく文明の風改良の熱一度に寄せ来るどさくさ紛れお先真闇三宝荒神さまと春のや先生を頼み奉り欠硯(かけすずり)に朧の月の雫を受けて墨摺流す空のきおい夕立の雨の一しきりさらさらさっと書流せばアラ無情始末にゆかぬ浮雲めが艶しき月の面影を思い懸なく閉籠て黒白も分かぬ烏夜玉(うばたま)のやみらみっちゃな小説が出来しぞやと我ながら肝を潰してこの書の巻端に序するものは

1.薔薇の花は頭に咲て活人は絵となる世の中、独り文章而已(のみ)は黴の生えた陳奮翰の四角張りたるに頰返しを附けかね
頭:かしら,何かの一番上位にあること。指花朵争奇斗艳。
陳奮翰の四角張りたる:指拘泥于那些旧的文章形式
頰返しを附けかね:なすべき手段がない。

2.又は舌足らずの物言を学びて口に涎を流すは拙し
舌足らず:口齿不清
至于那些学着文理含混不清的撰文方式,自顾自欣赏的人,也没有多高明

3.これはどうでも言文一途の事だと思立ては、矢も楯もなく文明の風改良の熱一度に寄せ来る
言文一途:言文一致
矢も楯もなく:ある事をしたいという気持ちを抑えとどめることができない。
思立て:这里我认为应该是考えついて,一想到必须要展开言文一致运动,就……

4.どさくさ紛れお先真闇、三宝荒神さまと春のや先生を頼み奉り、欠硯に朧の月の雫を受けて、墨摺流す、空のきおい夕立の雨の一しきりさらさらさっと書流せば
どさくさ紛れお先真闇:指二叶亭四迷很茫然,没有想好该写什么文章。
春のや先生:坪内逍遥,二叶亭四迷的老师。(我超级想读坪内逍遥的小说神髓原文啊啊啊,但是暂时没时间)

5.アラ、無情始末にゆかぬ浮雲めが艶しき月の面影を思い懸なく閉籠て、黒白も分かぬ烏夜玉のやみらみっちゃな小説が出来しぞやと、我ながら肝を潰して、この書の巻端に序するものは
始末にゆかぬ:処理できない。这里是说本来浮云一往无前,却被明月所遮挡。
黒白も分かぬ烏夜玉のやみらみっちゃ:二叶亭四迷本来抱着明确的主旨来写作文章,却越写越含混晦涩,连自己都弄不清这篇文章到底是写什么的了。

拆完后应为:
薔薇の花は頭に咲て活人は絵となる世の中、独り文章而已(のみ)は黴の生えた陳奮翰の四角張りたるに頰返しを附けかね。又は舌足らずの物言を学びて口に涎を流すは拙し。これはどうでも言文一途の事だと思立ては、矢も楯もなく文明の風改良の熱一度に寄せ来る。どさくさ紛れお先真闇、三宝荒神さまと春のや先生を頼み奉り、欠硯に朧の月の雫を受けて、墨摺流す、空のきおい夕立の雨の一しきりさらさらさっと書流せば、アラ、無情始末にゆかぬ浮雲めが艶しき月の面影を思い懸なく閉籠て、黒白も分かぬ烏夜玉のやみらみっちゃな小説が出来しぞやと、我ながら肝を潰して、この書の巻端に序するものは。
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