第18週
守るべきもの
1月30日(月)~2月4日(土)
すみれ(芳根京子)のもとに一通の手紙が届く。キアリスが作る赤ちゃん用の肌着の素材となるメリヤスを作る工場が廃業するという知らせだった。父・五十八(生瀬勝久)と共に工場を訪ねるすみれだったが、すでに権利は新しい経営者に移ってしまっていた。その経営者は、若者に大人気の「エイス」を率いる栄輔(松下優也)だった。すみれは栄輔にメリヤスを卸してくれるよう頼むが、栄輔に冷たく断られてしまう。すみれは仲間の明美(谷村美月)、良子(百田夏菜子)、君枝(土村芳)と一緒に新しい仕入れ先を探すが、なかなか納得できるものがみつからず……。一方、すみれの娘・さくら(井頭愛海)は、相変わらず家出を続けていた。ある日、ジャズ喫茶「ヨーソロー」で働いていた五月(久保田紗友)が、何も言わずに姿を消してしまう。恋人の二郎(林遣都)は五月を探すがみつからない。五月の代わりに「ヨーソロー」で働くようになったさくらは、五月への思いを断ち切り、東京でプロのドラム演奏者になろうと夢見る二郎を応援していく内に再び思いを募らせていく。そんな時、すみれは行方知れずとなっていた五月をみつけ、彼女が妊娠していることを知ってしまう。