ある日を境に『人の感情を味覚で感じとれる』という風変わる『魔法』を使えるようになった少年。
正確に言えば、『使える』よりも『振り回されている』という表現の方が的確であり、本人は自分の『魔法』を苦痛に感じている。
その影響で人混みを嫌い、学校もよくサボダージュしている。
彼の性格を言葉で簡単に言い表せば“普通”であるが、中学生時代に頻繁に喧嘩していた不良かぶれだったり、感受性が強かったり極端に臆病な一面を持っていたりと思春期真盛りである。
母から教えられたため自身の名前の意味を知っており、嫌いではないのだが重荷に感じている。
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