南光太郎が2段階目の変身を遂げた姿。
当初は怪人の姿に変身していたが、自分を慕う少女、和泉葵がビルゲニアによって怪人にされたことを知り、怒りが頂点に達したことから覚醒。仮面ライダーBLACK SUNの姿に変身できるようになった。怪人態を上回るスピードとパワーを誇っており、ゴルゴムの幹部であるビルゲニアを圧倒するなど潜在能力は計り知れない。左胸の途切れた「∞」のマークは、仮面ライダーSHADOWMOONに倒された光太郎を復活させる際、葵が思いを込めて自ら噛んだ指で描き込んだもの。
変身時には両腕の拳を右側に振って握りしめ、ベルトの形状をした世紀王サンドライバーを腹部に露出。左腕を反時計回りに旋回させ、右腕とともに右斜め上に振り上げると、展開状態だった世紀王サンドライバーのパーツが閉じ、第1段階の姿である怪人態を経てブラックサンの姿になる。
戦い方は原始的で、殴る、蹴る、噛みつく、鋭い爪で突き刺すなど自身の肉体を武器として駆使。仮面ライダーSHADOWMOONとの最後の戦いでは、世紀王サンドライバーからエネルギーを開放するように両腕を腹部に当てて力を込め、右脚を赤く輝かせて叩き込む超強力なキック、同様に右拳を赤く輝かせたパンチも放ってみせた。また、両肩に備わっているバッタの脚部を引き抜き、刀剣型の武器として使用することも可能。その切れ味は凄まじいが、一度だけの使い切りの武器で再生したりはしない。
専用のマシンはバトルホッパー。ヘッドライトやマフラーがバッタの形状をした特殊なバイクで、南光太郎の姿でも常用している。
変身者:南光太郎
変身時に使用するアイテム:世紀王サンドライバー
出演