京都で有名な老舖の呉服屋の長女として生まれる。早くに母を亡くし、父と子の二人暮らしだったが父は美魚を可愛がらず、実家の祖父母に預けきりだった。それ故、親からの愛情を受けず、小学校の高学年になる頃に荒れだし、父が実家に戻ると乱暴な莒葉で駡り、父の私物を壊すなどの反抗をしていた。進学時に父は粗暴な娘を全寮制の聖アングレカム学院に入学させて厄介払いをした。
聖アングレカム学院に入学した頃は、学院にとっては珍しい問題児として有名だったが、アミティエ選定試験で組まされることになった小御門ネリネとの相部屋生活で変わることになる。水と油の性格同士だったが、美魚はネリネの隅している本当の心に気づく。ただの善良なお嬢様ではないネリネに興味を持ち、距離を縮めていった。ネリネもそれに気づいたのか、親友の譲葉とはまた違う意味で信賴できる友人ができたことを喜んだ。
ネリネとの共同生活は今までにない剌激に満ちていた。今までの荒れていた生活を後悔した美魚は少しずつ生活態度を改善し、稳やかになっていった。
自分を変えてくれる切つ掛けとなったネリネに対し友情でも愛情でもない、共感的な特別な感情を抱くようになる。怒らせ素が出ると京都弁でなじられるので注意が必要。
(※ー部、初期設定を含んでいます)
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